参議院選挙が終わりました。日本維新の会公認のよしはら敏孝候補は、あと一歩及ばず落選となりました。
よしはら候補に投票下さった皆様には、本当に申し訳なく思います。
兵庫における今回の結果は重く受け止めなければなりません。
少子高齢化が進む中、地方自治体の財政はより厳しくなることが予想されます。
皆様に可能な限り新たな負担を求めることなく、税金の使い方を徹底的に見直すことによって財源を生み出すことが重要です。
引き続き取り組んで参ります。
明日から駅立ち・ポスティングを開始します。
駅立ちのスケジュールは以下の通りです。
*2025年8月22日更新
7月28日(月) 阪急甲陽園駅
7月30日(水) 阪急苦楽園口駅
7月31日(木) 阪急夙川駅北側
8月1日(金) 阪急甲東園駅東側
8月4日(月) 阪急仁川駅ロータリー側
8月5日(火) 阪急西宮北口駅浜学園側
8月6日(水) 阪急西宮北口駅芸文側
8月7日(木) 阪神久寿川駅北側
8月12日(火) 阪急西宮北口駅連絡通路
8月13日(水) JR西宮駅北側
8月14日(木) JR西宮駅南側
8月15日(金) JR甲子園口駅北西側
8月18日(月) 阪神香櫨園駅南側
8月19日(火) 阪神鳴尾・武庫川女子大前南駅南側
8月20日(水) 阪急門戸厄神駅東側
8月21日(木) 阪神西宮駅戎口南側
8月22日(金) JRさくら夙川駅
8月25日(月) JR名塩駅
8月26日(火) 阪急西宮北口駅ローソン側
*各駅での活動時間は午前6時~午前9時までを予定しています。(活動時間は変更する場合があります)
*雨天の場合や他の議員が活動をしている場合は中止・または場所の変更を行う場合があります。
今回は6月に行われた定例会での一般質問の内容をご報告致します。
1つ目は「部活動の地域展開(移行)に関する課題について」です。
平成29年5月、スポーツ庁が運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン作成検討会議で示した資料「運動部活動の現状について」によると
●担当教科が保健体育ではなく競技経験のない教員割合は小中学校ともに4割以上
●中学校教諭が土日に部活動・クラブ活動に関わる時間は10年前に比べて約2倍
●生徒数や部活動の参加人数の減少によって活動の体を保てない
などの課題が明らかとなりました。
少子化が進む中、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保することや、部活動にかかわることによって生じる教員の負担軽減をはかる目的として、国は部活動の地域展開を進めています。
令和5年から令和7年は改革推進期間として準備を進めてきましたが、いよいよ令和8年から6年間を「改革実行期間」と位置づけ部活動地域展開の本格実施を行う予定としています。西宮市も国の方針を受け、「楽しむこと」「やってみたい」をコンセプトに、子供から大人まで幅広い世代が自ら主体的に選択し、「西宮での活動を楽しめるように」との思いから「プレみや」と命名して地域展開を進めています。
「プレみや」が目指す地域クラブ活動の方向性は大きく3つあります。
1つ目は子どもから大人まで誰もが継続してスポーツ・文化芸術に親しめる環境を整備する「生涯にわたる活動機会の確保」
2つ目は学校だけでなく地域全体で子どもを育て、多様な活動や世代間交流を可能にする新たな環境をつくる「地域ぐるみの活動支援」3つ目は中学生に限らず地域住民も対象に、持続可能なスポーツ・文化芸術活動の振興と習慣づくりを進める「地域全体への広がりと振興」
です。この事業の方向性には賛同しています。しかしながら、いくつか課題もあることから今回は一般質問に取り上げさせて頂きました。
<会費について>
市は令和7年1月末からプレみやクラブ登録の募集を行いました。結果としてスポーツ138、文化芸術44、合わせて182の活動が登録されました。登録されたクラブの一覧と詳細が市のHPに掲載されていますが、拝見すると会費の部分にいくつか課題があると感じています。
1つは入会金です。各団体は月会費や年会費・チケット制など様々な設定で会費を徴収しています。その1つに入会金があります。資料①をご覧ください。こちらは入会金についてすべての団体を確認した表になります。

75団体が入会金を徴収しており、金額は最も安いもので1000円、最も高いところは30000円となっています。入会金を徴収する目的をネットなどで調べたところ、「教室や団体に加入し、生徒資格を得るための費用」「事務手数料」「集客のための広報費」などの記載がありました。入会前あるいは入会後に発生する様々な費用に充てることが目的だと考えます。もちろん、運営に必要な経費であり、その徴収を基本的に咎めるつもりはありません。しかしながら、プレみやの「やってみたい」という気軽さを阻害したり、複数の活動に参加するというコンセプトに水をさすことを危惧しています。入会金という1度きりの支払い経費は、プレみやにはなじまないと感じています。もう1つは表示のルール化です。主たる会費には年間で表記しているもの、毎月で表記しているもの、両方を表記しているものなど様々です。例えば月会費3000円と年会費36000円は、1か月に換算すれば同じ費用となります。しかし1年分を支払った後に生徒が途中で活動をやめた場合、一括して先払いした費用が返還されるのか不明です。費用は月払いを基本とした上で、年払いとの選択制にすることが望ましいと考えます。また費用の内訳を明確にすることも重要です。細かい話になりますが、月会費や年会費の中には、ユニフォームや選手登録費用、保険代などが含まれている場合が散見されます。団体によっては、これらの費用を別途項目ごとに表記している場合もあるため、一定のルールを設けて統一する方が保護者にとって見やすくなると考えます。また同じ会費でも部費・団費・参加費・受講料・月謝・活動費・協力金など呼び方が様々です。保護者が混乱する可能性もあるので、こちらも統一するべきです。そこで以下2点について質問します。
【質問】
プレみや登録団体に限っては入会金という徴収を規制するべきと考えるがどうか?
【教育次長答弁】
本市が策定したプレみやの基本方針において、プレみや登録団体が徴収する参加費の額の他、徴収方法についても各団体が定めることを明記している。議員のご認識のとおり、活動への参加に際して、入会金や年会費といった名目で参加費を徴収する登録団体もあるが、団体の活動内容は様々であり、運営や維持に必要となる費用の用途や多寡、支払いの時期等も異なることから、入会金などの徴収を一律に規制することは考えていない。一方で、徴収した費用の会計処理は公正かつ適切に行われ、参加者への情報開示等により、透明性が確保される必要があると考えている。
【質問】
月会費の内容や表記について一定のルールを設けるべきと考えるがどうか?
プレみや登録団体の参加費は、子供たちと保護者が参加する活動を選択する際の1つの要素であるため、参加費の金額や用途、徴収の時期などはなるべくわかりやすく表示する必要があると考えている。今後、統括団体がプレみや登録団体の紹介用ホームページを立ち上げ、活動の選択に必要となる情報を掲載する際に、参加費の表示の方法について一定の目安を設け、子供や保護者にわかりやすい情報を提供できるよう検討していく。
<保護者の費用負担の軽減について>
部活動の地域展開を進めるにあたって、最も懸念するのは保護者の費用負担です。部活動の地域展開は国から降りてきた制度で、冒頭でも述べた通り目的の1つに教員の負担軽減があります。これまで部活動は学校の先生が手弁当に近い形で行ってきました。その負担を軽減することは極めて重要です。しかし、部活動を地域に展開したことによって発生するのが保護者への受益者負担です。昨今は物価高騰で様々な物の値段が高騰しています。部活動の地域展開の受益者負担が、家計への負担をさらに押し上げるようなことは断じてあってはなりません。ここでは市が実施すべき負担軽減策について考えてみました。
市がこのプレみやを実施する上で考えなければならないことが2つあります。
1つは生徒の安全を確保すること、そしてもう1つはプレみやに登録頂いた団体活動の持続性を担保することです。

資料②をご覧ください。こちらは各団体の保険に関する考えをまとめた表になります。保険について金額を表記しているのが28団体、費用は概ね年間で800円というものが最も多いですが、ばらつきも見られます。会費込みとしているのが63団体、別途と記載しているのが15団体、未記載が76団体でした。そしてこの保険はすべて受益者負担によるものとなります。
保険は生徒の安全だけでなく、団体の活動への補償にもつながります。保険を市が一括して契約することで、生徒や団体の安全がより確保されます。また団体の運営に関する補助も重要です。先の入会金の話にも関連しますが、プレみやに参加する為に団体を新たに創設したり、プレみやで既存団体が活動する上で、諸経費は必ず発生します。団体の規模に合わせて一定の補助を行うことで、入会金の徴収を自粛して頂ける期待もあります。
【質問】
保護者の負担軽減を目的とした、スポーツ保険に関する市での一括契約や団体への運営補助を一定期間実施すべきと考えるがどうか?
【教育次長答弁】
保護者の負担軽減を目的とした支援については、国において夏頃を目途に受益者負担の金額の目安が示される予定であることや、公的負担については国・都道府県・市区町村で支え合うことが重要とされていることから、今後、国や県の動向を踏まえて、市としての対応を検討していく予定である。議員よりご提案のあった保険契約について、プレみやでは怪我や事故が生じた際に適切な補償が受けられるように傷害保険や賠償責任保険に加入することを条件としている。加入する保険は、種目の特性や参加者の年齢区分等を踏まえ、補償内容や保険料を勘案し選定するものであるが、スポーツ団体をはじめ、文化団体やボランティア団体での活動も補償対象であり、賠償責任保険も含まれているスポーツ安全保険などが想定される。仮に、本来各プレみやクラブ毎に加入する保険について、市がスポーツ安全保険の契約を一括して行い保険料を負担する場合、保護者の負担軽減効果が見込まれる。一方で、市が被保険者の情報を管理し、事故発生時にはスポーツ安全協会に事故の詳細を通知するなどの事務が生じ、人件費等の経費が発生することも想定される。一括契約をする場合のメリットとデメリットを比較し慎重に検討を行っていく。団体への運営補助については、保護者に対し直接補助を行う場合の効果や事務処理との比較などを行いながら、負担軽減の方法の1つとして実施の可否を検討していく。
<国の動向について>
令和7年3月6日の教育こども常任委員会(以下委員会と呼びます)では、各委員から部活動の地域展開について懸念の声が多く聞かれました。また同年6月6日に実施された委員会では、保護者負担に関する意見が多数出ていました。そこで教育長に2点ご質問致します。
【質問】
私は同年3月11日の教育こども予算分科会(以下分科会と呼びます)で、委員会から出た様々な意見を国に伝えていただきたいとお願いしました。その後の進捗についてお聞かせください。
【質問】
私は分科会で激変緩和措置を実施すべきと伝えました。また私の発言を受けて、国会では5月29日の文教科学委員会で兵庫維新の会 代表の金子道仁 参議院議員も同様の提言を行っています。国・県・市が連携して保護者負担の軽減を実施すべきと考えるが、国の現時点での考えをお聞かせください。
【藤岡教育長】
6月9日に東京に出張しスポーツ庁の担当者と話をしました。その際、様々な意見交換を行いましたが、特に地域展開に向けた環境整備のための財政支援や経済的に困窮する世帯への支援については、議会でも多くの意見をいただいたところであり、移行期における激変緩和策も含め、国として今後どのような対応を考えているのかについて話を聞いたところです。
国としては、5月に取りまとめられた『「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめ』において、「地域の実情等に応じて継続的かつ円滑に、地域展開等を進められるよう、受益者負担と公的負担とのバランス等の費用負担の在り方を検討し、国・都道府県・市区町村が支え合いながら適切な支援を行うこと」とあり、また、6月11日に成立した給特法等の一部改正法の附則において「部活動の地域における展開等を円滑に進めるための財政的な援助を行うこと。」とあることも踏まえて、国としての財政的な支援について、各自治体における状況を踏まえて検討中であるとのことでした。
なお、私からは継続的な支援をお願いしたところです。
<意見・要望>
まず会費についてです。
入会金で最も高額だった3万円の中には、チームウェア一式の代金が含まれています。この商品を除外すれば、入会金は今より安い金額になる可能性があります。加えてチームウェアの購入を任意にして頂ければ、初心者の生徒も気軽に参加できると考えます。また入会金や年会費など1年分をまとめて支払う場合には、途中でやめる場合の解約金の支払についてトラブルになる可能性もあります。「入会金などの徴収を一律に規制することは考えていない」との答弁でしたが、入会金を規制しないのであれば、途中で活動をやめる場合の返金の可否についても案内に表示すべきです。入会金だけでなく、参加費の表示方法も生徒や保護者が選びやすいよう表記の統一は行うべきです。会費の額にばらつきがあることは、それぞれの団体の運営や質によって異なるものなので問題視はしておりません。しかし会費に様々な費用を込みとしている団体とそうでない団体では比較が困難になります。それぞれの費用を個別に表示することで月会費の額が明確となり、比較も行いやすくなります。プレみやは部活動を廃止して地域に展開するために市が実施する事業です。利用する生徒や保護者にとってわかりやすく利用しやすい料金となるよう、市が一定のルールを設けることは必要だと考えます。答弁では「参加費の表示の方法について一定の目安を設け、子供や保護者にわかりやすい情報を提供できるよう検討していく」とのことでした。団体の意見も聞き取りながら進めてください。
次に保護者の費用負担の軽減についてです。
ここでは市が実施すべき責任、という観点に軸を置いて質問をさせていただきました。完全に民間主導で行うのであれば別ですが、プレみやを市の事業として行う以上、市は生徒の安全対策に取り組む必要があります。部活動の地域展開は様々な環境の変化が想定されます。不足の事態で生徒や団体に大きな負担をかけないよう、私は市が保険を一括で契約するべきだと思います。結果として、少額ではありますが保護者の金銭的な負担も軽減できます。また団体への活動費の補助についても、持続可能な活動を支援する重要な責任だと考えます。特に新規で立ち上げを行う団体については、備品の購入など様々な諸経費が発生します。基本的にはこうした諸経費を賄うのが会費の目的の1つではありますが、今の段階でそれぞれの活動にどれだけの生徒が集まるのか不明です。需要が安定するまでの期間、期限を設けて団体の持続性を担保し、より多くの活動場所を維持・確保することは新たな団体の確保にもつながり、地域展開を円滑に進める上で重要な支援だと考えます。少し残念なのは、「国や県の動向を踏まえて、市としての対応を検討していく予定」という、様子を伺うかのような答弁があったことです。
資料③をご覧ください。こちらは三田市の部活動地域展開に関する支援事業の内容です。大きく3つの支援があり、1つ目は1団体につき上限15万円を支援する運営支援、2つ目は指導者への謝礼金を市が負担することを前提に会費を抑える保護者の費用負担軽減支援、最後はスクールバスでの送迎支援、事業費は合わせて2714万円となっています。

三田市は部活動の地域展開に関する課題に対して、市独自の支援を国の動向を待たずに決定しています。「国の動向を待って検討」という答弁でしたが、仮に国が支援策を実施しなかった場合はどうするのでしょうか。市も支援をしないということなのかと受け止められてしまいます。三田市の先進的な取り組みは、地域展開の実施をしっかり進めていく決意を感じました。その決意が本市にあるのか見えてきません。こうした姿勢が議会や市民に伝わって、部活動の地域展開に対する不安や不満を生じているかもしれません。
●保険については「一括契約をする場合のメリットとデメリットを比較し慎重に検討を行っていく」
●団体への補助については「保護者に対し直接補助を行う場合の効果や事務処理との比較などを行いながら、負担軽減の方法の1つとして実施の可否を検討していく」
との答弁でした。
私の提案はあくまで1例であり、三田市のような事例もあります。また先週の大河原議員やたかの議員からも、支援の在り方について意見がありました。様々な方法を模索して、できるだけ早期に市独自の支援策を示して頂くよう要望します。
最後は国の動向についてです。
国へ意見を伝える要望について、その後の進捗に関する教育長の答弁では「6月9日にスポーツ庁へ赴き、担当者と話をした。地域展開に向けた環境整備のための財政支援や経済的に困窮する世帯への支援については、議会でも多くの意見をいただいたところであり、移行期における激変緩和策も含め、国として今後どのような対応を考えているのかについて話を聞いた」とのことでした。お約束通りご対応頂き、誠にありがとうございました。
また国の動向として「国としての財政的な支援について、各自治体における状況を踏まえて検討中であるとのこと。私からは継続的な支援をお願いした」とのご答弁でした。私や金子参議院議員が激変緩和を要望したのは、長年続いた部活動の歴史から地域展開へと大きく変化することへの措置であること、そして予算編成において経常的な予算よりも時限的な予算の方が実現の可能性が高かったことが理由としてあったからです。しかし教育長は「継続的な支援」というさらに踏み込んだ要請を国にお願いして下さいました。本当に感謝申し上げます。
この動きによって地方の声が国に届き、国・都道府県・市区町村が連携して保護者の費用負担を軽減できる仕組みが確立されることを期待しています。また、この検討が最終的にバウチャー制度の土台となることも願っています。地域展開の支援はあくまでプレみやの活動に参加する生徒だけが対象です。バウチャー制度はすべての生徒が分け隔てなく恩恵を受けられるだけでなく、子育て費用の負担軽減に大きく寄与できるしくみです。国で検討されている継続的な支援がバウチャー制度に繋がることを期待しています。
またプレみやへの先生のかかわりについても、先生がプレみやの指導員として参加しやすい仕組みを構築していただくよう重ねて要望します。指導者として実績と知識を持った先生は一定数いらっしゃいます。こうした先生がプレみやの指導員として参加することは大変有意義です。委員会や国でも、この問題については色々なご指摘があります。指導者の確保という観点でも重要ですので、宜しくお願いします。
最後に、本市における部活動の地域展開の現状は、一定数の議員が部活動の地域展開に対して不安や不満があり、予算も削除された状態です。しかし厳しい意見を訴える議員も、この地域展開を進めようとする担当職員も、向いてる方向は同じ、つまり生徒たちの環境をより良いものにしたい、という思いによるものだと思っています。私も中学の部活動は吹奏楽でトランペットを吹いてました。高校では放送部に所属してNHK全国大会にも出場しました。それぞれの活動の中で、仲間や先輩・後輩、顧問の先生など、かけがえのない出会いと経験を部活動で得ることが出来ました。我々が部活動で感じたもの以上の経験を、これからの生徒には地域展開という新たなステージで感じてもらえるような事業にしなければならないと私は思っています。生徒や保護者の皆さんが満足してもらえる部活動の地域展開になるよう、議会と市が一丸となって取り組めることを切に願いまして、この質問を終わります。
次回は「ハラスメント対応の課題」について報告致します。

