先週行われた尼崎市長選挙では残念な結果となりました。立候補された大原はやとさん、本当にお疲れさまでした。まずはゆっくりと休んで下さい。
一方で、尼崎市議会議員補欠選挙では高谷ひろしさんが当選を果たしました。誠におめでとうございます!これからのご活躍をお祈り致します!
今日は今年の6月中旬から9月末にかけて実施した指定ごみ袋に関する調査結果をまとめましたのでご報告をさせていただきます。以下、調査結果の円グラフです。
全体の6割以上が指定ごみ袋の実施について、方向性に賛成のご意見でした。
一方で、事業に関する件やプライバシーに関する件、指定ごみ袋に関する件など、いくつかの反対意見もお聞きすることができました。
指定ごみ袋の取り組みは、ゴミの分別を促進して燃やすごみを減らすことが目的です。
こちらは元西宮市議会議員で市政対策委員の渡辺けんじろうさんが作成した活動報告です。
グラフを見てわかるように、指定ごみ袋の実施以降はもやすごみの量が減り、その他プラやペットボトルの量が増えています。この結果から、指定ゴミ袋導入による分別推進効果が出ていることがわかります。ゴミの減量は環境問題だけでなく施設の縮小による財政負担軽減も期待できます。地域のお声を聞き取りながら、引き続き指定ゴミ袋の取り組みについて考えて参ります。
市民からのご意見・ご質問を西宮市にお聞きしました!
調査中に市民の方々からお伺いした疑問やご意見について、担当部局に回答をいただきました。
Q.燃やすごみ袋の材質が弱いので強くしてほしい。
A.本市の指定ごみ袋の厚さは、もやすごみ用が0.02mm、その他プラ用が0.025mmとなっていますが、引張強度及び伸び率はJIS規格と同等の基準以上になっています。各自治体毎に指定袋の規格は様々ですが、近隣市では神戸市の指定袋も本市と同様、燃やすごみ用は0.02mm、その他プラ用は0.025mmとなっています。袋の厚みを分厚くすることは可能ですが、その分、原材料のコストアップに繋がり、結果的に販売価格高騰に繋がるため、現時点では袋の厚みを変更することは考えておりません。
Q.この事業が特定企業の利益を優先する仕組みになっていないのか?
A. 今回、本市が採用した実施手法は、本市が許可を与えた袋製造業者に本市が定める規格・デザインの袋を製造・販売させる単純指定袋方式です。令和4年10月末現在8社が市の承認を得て指定袋の製造・販売をおこなっており、特定の企業が利益を得る仕組みにはなっていません。
Q.プラごみが減ると焼却炉の温度が低下し、燃焼効果を上げるために燃料を加えると聞いた。
A.西宮市の焼却炉では燃焼効果を高める為に燃料を加えることは現在行っていません。しかしながら、プラごみが極端に減るとご懸念されておられるように燃料を加える必要が出てくる場合も考えられます。今後、更新を予定している焼却炉については、プラごみの減量を考慮し、安定的に処理できる焼却炉を計画します。
Q.集められたペットボトルやその他プラの一部はリサイクルされずに焼却されていると聞いたことがあるが?
A.集められたペットボトルやその他プラスチックの中には、汚れて再利用できないもの等(以下「残渣」という。)も含まれていますので、市が委託した事業者の施設でそれらを取り除き焼却処分しています。残りの再利用ができるものは全てリサイクル業者に引き渡しています。現在、市が引き渡しているリサイクル業者では物流用のパレット等に再利用されています。なお、焼却処分されている残渣は回収量の約15%程度です。