先週、中央体育館で開催された阪神ミニバスケット連盟主催の市選抜交流会を見にいきました。市内小学校同士の試合を見るのが通常ですが、今回は西宮市を南北に分けた選抜チームをつくり、尼崎市、芦屋市、伊丹市、川西市が加って阪神西地区(宝塚・芦屋・西宮)と阪神東地区(尼崎・伊丹・川西)でそれぞれ地区選抜メンバーを決めるという趣旨の大会でした。母校の苦楽園小学校の子供達が、小松小学校など今まで対戦した子供達と一緒に戦う姿はとても新鮮で、応援にも一層力が入りました。阪神西地区に選ばれた子供達の試合も、是非見に行きたいと思います。頑張れ!オール西宮!!
前回の続きです。詳細はリンク先をご参照下さい。
【2018年9月一般質問】市内の市民体育館の利用状況と課題について①
【2018年9月一般質問】市内の市民体育館の利用状況と課題について②
【2018年9月一般質問】市内の市民体育館の利用状況と課題について③
前回は
提案①【開館時間の延長】
提案②【1枠あたりの時間変更】
提案③【先行及び大会予約の開催場所見直し】
を説明しました。今日はその続きです。
提案④【全面利用から半面利用への誘導】
上の資料⑥は全面・半面それぞれにおける利用人数の状況を表したグラフです。上の半面利用では、中央を除く全ての体育館で6名から10名の利用が、全面利用では中央を除いて11名から20名の利用が最も多くなっており、半面利用と全面利用では10名程度の差となっています。半面利用では16名以上の利用も一定数存在することから、全面利用を利用している多くの団体を半面利用へ誘導することは可能だと考えます。
また誘導以外にも、スポーツ交流を目的にいくつかの団体がまとまって予約を行う場合は、抽選予約よりも早めに予約ができるなど特典を設けることで、新たな空き枠が発生することから有効です。
提案⑤【料金の改定】
上の資料は各体育館の位置情報と使用料金や駐車場などの基本情報をまとめた資料です。現在の体育館の料金は施設の規模や空調設備の有無などによって設定されています。体育館の利用に格差が生じる理由としては、施設場所や使用料金、公共交通機関等の利便利や体育館周辺の人口など様々です。ここで注目したのは中央体育間分館が他の施設に比べて便利な立地にあることに加え、利用状況が90%以上と高い状況にありながら、利用料金は施設の中で最も安い料金となっている点です。このような状況について、立地や稼働率など新たに必要な条件を加味しながら、市内体育館全体の料金見直しを行うことで、偏在を解消することも有効です。
提案⑥【稼働率向上に必要な整備の実施】
フットサルなど一部の種目は、構造上一部の体育館が利用できない状況となっています。このような状況は限られた体育館での利用に限定されることから、希望が集中する要因になっている可能性があります。こうした課題を整備によって改善することで、借りやすい環境への改善にもつながる可能性があります。また北夙川体育館を例にあげると、バスケットゴールの設置場所の都合上、全面利用しか出来ない環境となっています。練習などの利用に制限されますが、半面利用が可能となるよう新たにバスケットゴールを増設することも有効です。
私が行った6つの提案については、個別ではなくいくつかを合わせて実施することでより高い効果が期待出来ます。出来ることは全て実施し、積極的な取り組みによって、市内体育館で借りにくい状況を改善していただくよう要望しました。
市内体育館の課題について様々な要望をしてまいりましたが、1点看過できないことがあります。これについては次回に書きます。今日はここまで。