昨日は完成したばかりの西宮市立むつみ児童館へ娘と2人で遊びに行きました。内覧会では施設を見学させていただきましたが、実際にこどもたちや保護者の方が入場すると見え方もガラリと変わります。職員の方々の対応や案内は大変丁寧で、私が利用させていただいた限りでは大きな課題は感じませんでした。ただ1点、オープン初日で普段よりも多くの利用者があった可能性はありますが、0歳から3歳まで利用が可能な部屋は少し手狭ではないかと感じています。今後は利用状況を見守っていく必要があると感じました。肝心の娘はお昼を過ぎて帰ろうとしても、なかなか納得してくれないほど満足だったようです。
児童館は市内に9箇所あり、南部に7箇所、北部に2箇所整備されています。また市内6箇所の公民館・市民館では移動児童館も実施しています。しかし、西宮市はこどもの数に対して児童館のような利用が出来る施設が未だ不十分だと感じています。特に室内での遊びが主体となる乳児や幼児を育てる保護者にとって、児童館のような機能を備えた施設は必要な情報交流が出来る重要な居場所です。今後も引き続き子育て環境の改善に向けて取り組んで参ります。
前回の続きとなります。詳細は以下のリンクをご参照下さい。
【2018年3月定例会】入札に関する課題について①
【2018年3月定例会】入札に関する課題について②
【2018年3月定例会】入札に関する課題について③
【2018年3月定例会】入札に関する課題について④
前回の内容をまとめると
■平成24年度から29年12月時点までの期間で、2回以上入札不調となった工事案件は20件となっている
■そのうち甲山墓園公衆トイレ改築工事、大社第2育成センター非常階段設置工事、苦楽園小学校体育倉庫・第2育成センター新築工の3案件は未だ契約出来ていない
■入札不調における参加指名業者はすべて市内業者に限定されており、市外業者は含まれていない
■入札不調問題は市民サービスに大きな影響を及ぼすことから改善しなければならない
となっています。
以上の内容を踏まえ、私の質問内容と市の答弁は以下の通りです。
【はまぐち質問】
入札が不調となる原因について市はどのような認識をお持ちか?また入札不調による市民サービスの影響を考慮すれば、2回目以降の入札は参加指名業者の範囲を広げ、場合によっては市外業者にも対象を広げるなど、不調とならない対応を取るべきだと考えるが市の考えはどうか?
【当局答弁】
入札不調の原因についてですが、原因は様々ございますが、主なものとしては、受注者の技術者不足や、他の工事の施工時期との競合等が考えられます。次に、2回目以降の入札においては市外業者を含めて行うべきではないか、とのご質問ですが本市では、市内業者育成、地域経済の活性化の観点から、市内業者で競争性が確保できるものについては、市内業者による入札を実施することとしており、今後もこの方針で行ってまいります。一方、市内業者に限定して実施している一部の工事の入札案件で、繰り返し入札不調になっているものがありますが、これらについては、市民サービスへの影響があることから、改善に向けた取り組みが必要であると考えております。入札不調となった場合の対策としては、2回目以降の入札に向け、応札業者等にヒアリングを行い、入札不調になった原因を確認した上で、必要に応じ設計の見直しを行うなどの対応をいたします。このような対応をしてもなお、技術者の不足や発注時期等の理由により、市内業者に限定した発注では、入札の成立が見込めない場合は、市外業者を含めて入札を行うことといたします。このことは、より多くの業者の参入が期待でき、入札不調の対策として有効であると考えます。今後とも、入札制度の課題の解決に向け、積極的に取り組んでまいります。
私の提案は市内業者よりも市外業者を優先するという趣旨ではありません。しかし入札不調による市民サービスへの影響、特に教育関連施設や育成センター施設など、こどもや子育てに関する不調については、その影響は決して見逃すことはできない課題です。入札不調の原因として、「受注者の技術者不足や、他の工事の施工時期との競合等が考えられる」と答弁がありました。さらに入札不調の原因に対して指名業者の数を増やすことは有効であると考えるとの答弁もあったことから、市内業者への指名が有効な業者数に満たない場合は、市外業者への指名も検討するよう要望しました。
今日はここまで。続きは次回に書きます。