西宮の清酒産業振興について&ポスティング20日目


今村市長が西宮の清酒産業振興についてフェイスブックに書かれていました。
産業振興は私の中核になるべき政策の1つです。
なのでその内容と反響は注意深く読ませて頂きました。
その上で私の意見を述べさせていただこうと思います。

私の清酒産業振興のテーマは
「西宮市民に愛される西宮の酒」
です。

これを軸に、私は西宮の清酒産業振興を考えたいと思っています。

もっと簡単に言えば、西宮の方が他府県の友達や親戚を訪れた時に「地元のお酒だよ」って自慢出来るかどうかです。これが「愛される西宮の酒」の本質だと思っています。

私の知人が静岡でお酒の小売会社を経営しています。
彼は日本中の酒蔵を飛び回り、原料の米を畑まで見に行きます。
彼が飲んで旨い酒を造る酒蔵を見つけて付き合いをします。
そんな酒蔵さんとは50年以上付き合っていく気持ちで付き合います。
だから造り手も販売側も命懸けで造るし売ります。
サンプルも出さない。買って飲んでも満足してもらえるものだから。
当然ディスカウントもしない。
その販売側が付き合いのある有名料理店にその酒はどんどん売られて
お店に来たお客さんが「この酒どこの酒?」となりブランド化します。
ネットにある「売れ筋」的な日本酒はこうして成り立つわけです。

これを西宮の酒造会社に当てはめたとしてもかなり難易度が高いです。
もちろん旨い酒を作れるだけの技術をもってる酒造会社はあります。
ただ、会社規模や形態、販売方法などいろんな弊害もあります。
そもそも会社方針がどうなのかも確認しなければなりません。

ただ西宮市が産業振興として行うのであれば、やはりそこにちゃんと「目標」を設定し「成果」を図らなければなりません。まず地元の市民に愛される酒でないとダメだと思います、というよりなって欲しいです。地元の和食料理屋さんやバーなどが「うちは西宮の酒しか置かないから」とか「家の晩酌は地元の酒に限る」というような声がもっと聞こえるような振興にしたいです。

西宮の清酒は歴史的にも大変価値のある産業です。
そんな産業が大きくブランド化される、全国に良い評価が生まれることは西宮にとっても大きなメリットです。この効果は西宮市に既存する食産業の振興にも影響を与えます。そして他にも様々な効果をもたらすでしょう。そんな目標を持って取り組んで欲しいと思っています。

静岡の彼は、「西宮の酒は正直旨くないです」と言ってました。
でも、私はとある西宮の酒を旨いと思い、好きになりました。
実はもともと日本酒は大の苦手でしたが、あるイベントをきっかけに好きになりました。一番大きな要因は、造り手側の想いを聞けたことです。これはとても重要なこと。ワインが爆発的にシェアを獲得したのは造り手の代わりに想いを伝える「ソムリエ」の存在が大きいと思います。日本酒にも「唎酒師」というライセンスはありますが、ワインのソムリエと比べたらまだまだです。やるべきことはたくさんあります。

あとは市長も書かれてましたが西宮の清酒会社の皆様がどう考えるか。
改めて考える良い機会にあるのではないでしょうか。
そして歴史的にも由緒ある西宮の清酒会社が本気を出せば
きっと素晴らしい産業振興が行えると信じています。
そんな産業振興を私も全力でお手伝いさせて頂きたいです。

さて、今日も朝から瓦木地区へポスティングでした。
夕方5時まで8時間かけて4297枚を配布しました。
終わった直後に足がつってびっくりしました(笑)

お手伝い頂いてる主婦の方々が今日も配布してくれました!
本当にいつもありがとうございます!

<20日目>
◆初号:152037戸/57970戸 達成率(38.12%)1日平均配布枚数:2898枚