【2019年3月定例会 一般質問】学校体育館の空調について


今朝は私の母校西宮市立苦楽園小学校の第41回卒業式でした。117名の生徒達が苦楽園小学校を巣立っていきます。門出の言葉では1人1人が6年間の思い出を語ってくれました。3年間勤めて下さった東野校長先生が残念ながら今年度でご退職されるのですが、門出の言葉の中では校長先生への感謝の言葉が盛り込まれていました。校長先生はこの事を事前に知らされていなかったようで、素敵なサプライズにとても感激されていらっしゃいました。中学生になっても、新しい友達と共に学校生活を楽しんで欲しいですね。卒業生のみなさん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます!

今日は一般質問最後の報告となります。学校体育館の空調についてです。

学校体育館への空調設置については、多くの議員がその必要性を訴えています。私も昨年9月の定例会で市立体育館の質疑を行った際に『もし今年のような猛暑日が長引いた場合、今後は学校の体育館や市立体育館への空調の設置について検討する可能性もある。』と発言した上で、予算確保の必要性を訴えました。

一方で、同年10月に市は教育こども常任委員会にて「西宮市学校施設長寿命化計画(素案)」を示しており、今後は学校施設同様に学校体育館も長寿命化を行う予定とされています。しかし今後仮に学校体育館に空調を整備する方針が示されたとしても、
■そもそも学校体育館は空調設置を想定した構造とはなっていない
■体育館の作りは天井が高く、空調が効きにくい施設となっている
など、空調が効果的に機能しない恐れがあります。

長寿命化を検討する上で、今後の学校体育館については空調設置を想定した計画を新たに検討する必要があると考えます。

この考えに対して、市は「議員ご指摘のとおり、本市の学校の体育館は、空調設置を想定した構造となっておりません。今後、長寿命化改修の詳細の検討を行う中で、費用対効果を勘案しながら、他市の事例も参考に、断熱性能等の向上を図るなどの改修内容を検討してまいります。」との前向きな答弁をいただきました。

せっかく空調を設置しても、高い効果が見込めなければ設置の費用が無駄となってしまいます。体育館の空調設置が効果的となるよう、学校体育館の長寿命化の手法について再検討を行うよう要望しました。また、過去に示された長寿命化計画中の縮減効果はこの効果的な空調整備にかかる長寿命化の費用が含まれていません。手法を検討して具体的な費用が算出された後は、縮減効果の見直しも行うよう重ねて要望しました。

今日はここまで。続きは次回に書きます。