【2019年3月定例会 一般質問】学校現場で発生した女児盗撮事件が二度と発生しない為の対策について

今日は私の母校である、西宮市立苦楽園中学校の卒業式ですが、定例会期中は議員の参列を認めないという決まりになった為、参加が叶いません。後輩達の門出を直接お祝いできないのは本当に残念でならないのですが、決まりはきちんと守らなければなりません。今日の日を迎える生徒達に、皆様の今後の活躍を心よりお祈り致します。卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます!


昨晩は親友がJR甲子園口南側の場所で経営するREDMANに行ってきました。おしゃれな雰囲気で気軽に飲食が出来るダイニングバーです。みんなで市政や将来について熱く語り合いました。本当に楽しい1日でした。ありがとう!

今日は学校現場で発生した女児盗撮事件が二度と発生しない為の対策についてです。

昨年10月に市内小学校にて、男性教諭が学校の女子トイレで盗撮したとして逮捕されるという事件が発生しました。教育委員会のその後の報告によると、事件を起こしたこの教諭は平成30年12月25日に懲戒免職となりました。今回の事件によって被害を受けた女児の心に大きな傷を残しただけでなく、児童を預ける保護者の皆様における学校への信頼、加えて学校現場で真摯に指導を行っている教職員の方々の信頼をも失墜させました。こうした影響を考慮すれば、今後このような事件は二度と起こしてはなりません

新聞報道によれば、今回の事件で盗撮に使用されたのは加害者個人が所持するスマートフォンでした。近年では、盗撮事件による検挙件数は全国的に増加傾向となっています。その要因の1つとしてスマートフォンの急速な普及があります。一方で、教職員が盗撮など不正を働く可能性を採用の時に把握することは極めて困難です。

私は個人のスマートフォンなど盗撮に利用されやすい教職員の私物について、児童が滞在する時間帯に職員室から持ち出すことがないよう、例えば職員室内で鍵付きのロッカー等に保管を行うなど、管理徹底を図るべきだと訴えました。

しかし答弁では、「西宮市立学校園教職員の情報機器等の利用について」の通知を行い、この中で、スマートフォンなど不要な情報機器の教室への持ち込みの禁止や、私物情報機器の不適切な使用の禁止、記録メディアの適正な管理など、校園長を通じて周知徹底を図った」とし、具体的な対応には言及しませんでした各学校がどのような対策を実施したのか、確認の徹底を要望しました。

また今回事件を起こした教職員が再び学校現場で採用される可能性も否定できません。一部の保護者の中でも、この問題について不安視されていらっしゃいます。刑に服し、反省した者への社会復帰は望むところです。しかし盗撮という犯罪の性格上、再犯の可能性が全く無いとは言い切れません。このような対象者が学校現場へ復帰することは、馴染まないのではないかと考えます。学校現場への信頼を回復するためにも、犯罪を未然に防ぐ取り組みも徹底するよう要望しました。

このような事件が二度と発生しないよう、この問題については今後も引き続き追跡して参ります。

今日はここまで。続きは次回に書きます。