納品遅れや悪天候で延期となっていた朝の市政報告No.15駅立ち配布ですが、今日の阪神香櫨園駅南側から開始しました。3月中旬なので大丈夫だと思い、完全防寒せずに出発しましたが、これが大失敗。かなり寒かったので辛い初日となってしまいました。でも紳士な方から「風邪ひかないように」と声を掛けていただいたので、最後までしっかり配布できました。朝の駅立ちが出来るのも、あと2週間となりました。出来ることは全てやり切りたいと思います。
3月の駅立ち(市政報告No.15配布)日程は以下の通りです。
*駅立ちの日程を変更しました(2019.3.16)
3月14日(木)阪神香櫨園駅南側
3月15日(金)阪急西宮北口駅南西側
3月18日(月)西宮名塩駅
3月19日(火)阪急苦楽園口駅
3月20日(水)阪急門戸厄神駅東側
3月22日(金)阪急西宮北口駅北西側
3月25日(月)阪神西宮駅東側
3月26日(火)阪急夙川駅北側
3月27日(水)阪急西宮北口駅連絡通路
3月28日(木)阪急甲陽園駅
宜しくお願いします。
今日は県から移譲される障害児通所支援事業の指導監査業務についてです。
放課後等デイサービスを利用する方から、現在県が実施している総量規制についてご相談がありました。お話によると、相談者が希望する放課後等デイサービスの事業所は、大変人気が高いことから空きを待つ状態となっています。一方で、待つことなく入所できる事業所の一部では、
■衛生管理が正しく実施されていない
■児童を怒鳴りつけるなどの行為を行っている
など、療育の質が低い事業所であるとの噂が利用者の間で広まっていると伺いました。私はこのことが原因で空きが生じているのではないかという推測を持っています。
こうした中で、県は神戸市を除く県下全域に事業所の新規参入を抑制する総量規制、つまり新たな事業所開設を認めない決定を平成30年7月指定分から実施しています。さらに現行の障害児福祉計画の期間である2020年度までは目標量を上回る見通しとなっており、この期間は規制の解除ができません。
療育の質が高いとされる事業所にはなかなか入れず、質が低いと噂されている事業所しか利用ができない状況の中で総量規制が決定されたことに、利用者の方はご不満を抱いておられます。
こうした中、国が進める地方分権改革に伴い、本年4月より障害児通所支援事業の指定・指導監督の権限が県から移譲されます。指導監査の目的は、事業所が利用者に対して児童福祉法に基づく基準に沿った、適切なサービスを提供しているかを確認することです。
厚生労働省は障害児通所支援事業の指導監査業務について、3年に1度実施するよう指導しています。しかし、移譲前となる県が実施した指導監査は、過去4年間で対象となる184箇所の事業所の約12%にあたる22箇所しか実施できていません。
事実関係が明らかとされていませんが、利用者の間で広まっている噂が仮に事実であるとした場合、移譲前における指導監査業務を適切に行わなかったことが要因の1つとなっている可能性も否定できません。
私は「県から本市へ移譲される指導監査業務が適切に執行できるよう、適正な人員配置と事務の効率化を図り、厚生労働省が指導する期間での実施を徹底することで、療育の質の底上げに資する取り組みとなるよう努めるべきだ」と訴えました。
これに対して、市は「国が3年に1度実施との指針を示していることから、さらに業務量の増大が見込まれており、これらに対応できるよう適正な人員配置について人事部局とも協議してまいります。 また、指導監査事務の実施方法の効率化を図ることも重要であると考えておりますので、他市が実際にどのように指導監査事務を行っているのかを調査し、参考となるものがあれば本市の事務執行に取り入れるなど効率化を図ってまいります。」と前向きな答弁を得ました。
総量規制を外せない中で、療育の質を底上げしていく取り組みは重要です。しっかりと人員配置を行い、適切に監査指導ができる環境作りを行うよう要望しました。
今日はここまで。