息子の首も座り、最近は短い時間ですが自分で座れるようにもなりました。良く笑い、意味はわかりませんがおしゃべりもたくさんしています。早く公園で一緒に遊びたいです。
前回の9月定例会では、甲子園浜にあるゴルフ練習場「アコーディア・ガーデン甲子園浜」の暫定利用10年の期限が来年に迫っている中、その土地を市が買い戻した上で、サッカー利用も可能な多目的グラウンドを含む公園として整備することを検討していることが明らかとなりました。
アコーディアへの暫定利用となった経緯としては
・当該土地は昭和60年に下水処理場施設の建設用地として、土地開発公社が県企業庁より13haを買収
・平成16年に下水処理施設の面積縮小により、余った5.6haを都市計画変更によって下水処理用地から除外
・除外された土地の暫定利用について事業コンペを行い、平成19年に(株)アコーディアゴルフ・オリックス(株)共同事業体が当選
・2009年8月に「アコーディア・ガーデン甲子園浜」オープン
となっています。
石井市長はこの件について、「現在暫定的にゴルフ練習場として使用している当該土地の利活用の方針につきましては、これまで市内部において種々検討を行ってまいりました結果、今後、サッカー利用も可能な多目的グラウンドを含む公園として整備してまいりたいと考えております。」という前向きな答弁をしております。
市長は整備への検討に至った理由として、サッカー競技場の不足や災害廃棄物の仮置き場の確保などと答弁で述べていますが
◆市内サッカー競技場の現状について全く何も示されていない
◆買い戻しと施設整備を含めると費用は60億円以上となることから、財政圧迫の恐れがある
など、懸念される部分もある中での市長答弁に困惑しています。
また、現在暫定利用をしているアコーディアゴルフ場は、年間で約1億円近くの土地賃借料を土地開発公社に支払っています。市が買い戻した後に多目的グラウンドを整備すれば、ゴルフ場利用による大きな収支が見込めないだけでなく、多目的運動場施設の維持・管理費等に更なる費用負担が発生する可能性もあります。
市内全体のサッカー競技場の利用状況に全く改善の余地がなければ、今回の提案は進めることも止むを得ないと思います。しかし、他に改善策は検討されたのかも見えません。
私は施設整備以外でサッカー競技場の課題が解決できるなら、甲子園浜へ多目的グラウンドを整備すること以外に、暫定期間後にアコーディアのような企業が現状の形態で営業を続けていただくことも検討すべきだと考えます。
この問題について、引き続き注視します。