市内におけるKYB(株)及びカヤバシステムマシナリー(株)が製造した免震・制振オイルダンパーの国土交通大臣認定等への不適合案件に関する影響について情報が公開されました。


今日から管外視察で関東へ入りました。
初日は埼玉県新座市にお邪魔して、放課後の居場所づくり事業の視察を行いました。
詳細については後日改めて書きますが、西宮市に役立つ貴重な勉強をさせていただきました。
視察を快く受け入れて下さった新座市の皆様、本当にありがとうございました!

地震などの揺れを軽減し、建物の倒壊を防ぐ免震装置は高層マンションや公共施設などでも使用されています。この免震装置について、先週データの改ざんが行われていたとの報道がありました。以下報道内容です。

免震装置、KYBが不正 データ改ざん、986件に設置(日本経済新聞)
免震・制振、川金HDも改ざん 26都道府県の93物件(東京新聞)

この事件に伴う本市の影響について、西宮市では昨日HPにて現時点で把握できる情報提供を行っています。

西宮市内におけるKYB(株)及びカヤバシステムマシナリー(株)が製造した免震・制振オイルダンパーの国土交通大臣認定等への不適合案件に関する情報提供

この中で気になる情報として、建設予定の第二庁舎(危機管理センター)整備事業に免震オイルダンパーを設置する計画となっていることです。

報道によると『KYBは今後、不適合品の全量交換を進める方針だが、装置を製造・販売する子会社の生産能力は月100本程度にとどまる。新規受注は停止し、生産能力を5倍に引き上げることで2020年9月の交換完了を目指す』とされています。第二庁舎の工事期間までに基準に適合した免震装置の納品が可能かどうかが気になります。第二庁舎の基本構想には、「大地震後においても行政機能・行政活動の継続性を確保するため、免震構造等の採用により高度な耐震性能を備えた施設」と記されています。この件については、今後の動向を注視して参ります。