【2018年9月決算特別委員会分科会】平成29年度からサービスを開始した西宮市子育てアプリ『みやハグ』。対象者が必要とする情報を把握し、効果を生み出すことが重要です!

最近伺ったカフェを2件ご紹介します。
1件目は名次町のむくの木ビル2階にある名次珈琲さん。


落ち着いた内装の中で、熟練バリスタが点てる焙煎珈琲は格別です。つい時を忘れて話し込んでしまいます。こだわりのフードメニューも充実です。

2件目は阪急苦楽園口駅の老舗丸万さんの2階に最近新しくできたBILLY’S CUP COFEE&ROASTERさん。


家族で伺ったのですが、ほぼ満席状態でした。私も飲食経営の経験があるので、オープン当時はなかなか上手く回らないものですが、若いスタッフの方々が笑顔で一所懸命にサービスされていました。店内はコンクリート打ち放しの内装に木目を取り入れ、おしゃれな雰囲気になっています。小さなこどもが遊べる小スペースも設けていましたが、一定の配慮は必要なお店だと個人的には思います。

お洒落で美味しい珈琲が飲めるお店が増えるのはとても嬉しいですね。また伺いたいと思います!

前回で一般質問の報告が終わったので、今日から教育こども常任委員会決算分科会の報告です。

まずは西宮市子育てアプリ『みやハグ』について。

平成29年度から始まった西宮市子育てアプリ『みやハグ』は、子育てに必要な情報や伝えたい情報がなかなか届いていないという課題を踏まえ、プッシュ型通知を活用した情報発信事業です。市からの大切なお知らせやイベントの案内が通知されます。お住いの郵便番号を入力すれば、イベントやスポットでたくさんの一覧の中から近い場所を選んで表示されるほか、誕生日などを入力すると予防接種や定期健診など大切な受診情報も通知してくれるので、家事や育児で忙しい保護者にとって役立つ期待が持てるアプリです。

この取り組みについては、昨年の決算分科会でも質疑を行いました。

【教育こども常任委員会 決算分科会】子育て広域啓発事業について

以下、私の質疑と答弁です。

【はまぐち質疑】
みやハグのダウンロード数と、登録者の内訳、昨年とのダウンロード数の比較、対象者を母数とした場合の比率は?

【当局答弁】
8月末時点の比較でダウンロード数につきまして昨年度6,248件から今年度10,993件へと伸びております。登録者の内訳ですが、昨年度の就学前児童の割合が86.3%、今年度は85.0%となっており、構成割合に大きな変化はございません。就学前児童の世帯数であります19,288世帯を母数としました比率では、昨年度28.0%から今年度は48.4%となっております。

【はまぐち質疑】
利用者がどんな情報を求めているのか、アンケートの実施を要望したが、進捗は?

【当局答弁】
今年度8月末よりみやハグのユーザーにアンケートを実施しているところです。今後は10月上旬に、子育てのサークル活動等を実施している支援者の方の声を聞き、これらの要望等を踏まえて、今年度中にアプリ機能の拡充を行う予定で考えております。

【はまぐち質疑】
ダウンロード数について、目標数値を設けるべきだと考えるが?

【当局答弁】
現在ダウンロード数の目標値につきましては、特に設定はしておりませんが、今後、このアプリの検証を行っていくうえでも必要な指標となると考えておりますので、できるだけ早い段階で目標値の設定を行いたいと考えております。

【はまぐち質疑】
昨年の決算分科会では、契約更新時に新たな業者が選ばれた場合、ダウンロード件数がリセットとなる可能性を指摘した。契約更新における課題の検証は?

【当局答弁】
現在の業者との契約につきましては5年を限度としておりますが、次回の契約更新時に新たな業者と契約することとなった場合には、現在の業者から新たな業者へと責任をもって引き継ぐこととしており、現時点では契約見直しにおいて問題はないものと考えております。今後、契約業者が変更となる場合に実際に起こり得る問題点について検証し、業者が変更となった場合にもスムーズに移行できるよう努めてまいります。

みやハグのダウンロード数は伸びてはいますが、未だ半分にも満たない数字です。対象者にとって便利で必要性の高いアプリを目指すのであれば、対象者がどんな情報を求めているのかを把握することが重要です。対象者のニーズを把握した上で、ダウンロード数の目標数値もしっかりと掲げながら、効果的で利用者が満足できる取り組みとなるよう要望しました。

また昨年の決算分科会では委託業者が変更された場合、今までダウンロードをしてもらった実績が0になってしまうのではないかという課題を投げかけました。今回の答弁ではそのような問題はないと認識しましたが、更新時の契約は幅広い業者によって選定されることが望ましいと考えます。利用者にとってより良い啓発事業となるよう、課題の洗い出しを事前に行い、更新時に問題が発生しないよう引き続き検証をおこなうことを要望しました。

今日はここまで。