【2018年9月一般質問】市内の市民体育館の利用状況と課題について①

先日関西を直撃した台風21号は各地に大きな被害をもたらしました。台風によって亡くなられた方々へ謹んで哀悼の意を表します。さらに本日北海道で発生した大地震では多数の不明者が出ております。早期発見と皆様の無事を心よりお祈りいたします。

昨日で私の一般質問が終了しました。
今日から一般質問の内容について、ご報告致します。

今日は『市内の市民体育館の利用状況と課題について』です。

西宮市には現在、再整備が計画されている中央体育館をはじめ、中央体育館分館(以下分館と呼びます)甲武、北夙川、鳴尾、今津、浜甲子園、流通東、塩瀬の9つの体育館があります。この質問は一部の体育館がなかなか借りられない状況にあるので、改善してほしいというご市民の方からの相談を受けたことがきっかけです。

下の資料①は市内体育館を利用する場合の各種予約方法です。


図の通り、先行予約→大会予約→抽選予約→先着予約の順に予約を行っていきます。

上記の方法で決定した結果を表したものが下の資料②です。


こちらは平成29年度の利用状況を表したグラフです。一番左の黄色い棒グラフは体育館1施設あたりで使用が可能な総時間数です。これを100%とした場合の各体育館における利用状況が緑の棒グラフとなります。またどのような予約方法によって決められたのかがわかるように、先行及び大会・抽選・先着それぞれの割合を色別で示しています。

ご覧の通り、中央体育館や浜甲子園体育館は先行及び大会予約の割合が50%を超えており、他の体育館と比較して抽選や先着で予約ができる枠が極めて狭い状況となっています。

各体育館の利用状況をみると、分館90%を超えており、空き状況に余力がありません。次いで利用状況の高い中央体育館、甲武、北夙川約75%から80%と高い利用状況になっています。一方で、20%から25%程度の空き枠が存在しているという見方もできます。ではなぜ体育館が借りにくいというお声が聞こえてくるのでしょうか?

この続きは次回に書きたいと思います。
今日はここまで。