先週末は家族と妻のお友達と娘さんとで親子レストラン&バル 夙川マールさんへランチに行きました。こどもたちが自由に遊べるスペースやキッズメニューも充実して、子育てママさんに大人気のお店です。以前から気になって行きたかったお店でしたが、やっと行くことができました。この手のお店は「お料理がちょっと。。」と感ることもしばしばですが、マーレさんはこだわりもあってちゃんと美味しいです。駐車場はお店の前に2台ありますが、満車でもお店裏の山手幹線沿いにコインパーキングがあるのであまり不便を感じません。気が付けば知らないこども同士でお友達にもなれる素敵なお店です!ぜひ行ってみて下さいね♪ごちそうさまでした!
今日は私立幼稚園就園奨励助成金についてです。
私立幼稚園就園奨励助成金とは、私立幼稚園(子ども・子育て支援新制度に移行した園を除く)に在園している園児の保護者に対して経済的負担の軽減を図るために実施している制度です。
以下の資料は平成30年度西宮市私立幼稚園就園奨励助成金の助成金額の一覧表に、各階級における対象者の人数を照らし合わせたものです。
この制度では、世帯の所得と兄弟姉妹の構成で助成金額が決定されます。兄弟姉妹については、小学校3年生までの兄姉の人数で数えることになっていたものを、平成28年度からは、第1階層から第3階層についてのみ、小学校4年生以上の兄姉も数えるよう国が要件の一部を緩和しました。一方で、第4階層及び第5階層に該当する世帯(赤枠)については、小学校4年生以上の兄弟姉妹を人数に数えません。例えば第4階層世帯の方で小学校3年生とこれから幼稚園に通う園児がいるとした場合、就園奨励助成金の対象となる園児は第2子となり、助成金の額は185,000円となります。しかし、上のこどもが小学4年生になると、先ほどの規定によって園児は第2子から第1子となり、助成金の額は62,200円まで下がってしまいます。この仕組みについて、多くの方から疑問の声が上がっていました。
表の右にある人数をご覧下さい。この人数は各階級ごとの対象人数です。ご覧いただければ一目でおわかりいただけるように、小学校4年生以上の兄弟姉妹を人数に数えない階級の対象者人数は、そうではない階級に比べて明らかに多い状況となっています。
この制度は国が助成金の1/3を負担しています。
西宮市における就園奨励助成金制度の平成29年度実績は、総額8億5181万1025円となっています。このうち、国負担分は2億879万4000円、市負担分は6億4301万7025円です。
こうした状況から、このような仕組みが存在する理由の1つに財源の確保があるのではないかと推測します。
一方で、現在国では幼児教育の無償化の実施に向けた検討が進められています。最近では認可外保育所も対象となるなど、最終的な形がまだ見えない部分が多くありますが、もしこの無償化の対象が就園奨励助成金に及んだ場合、
■第4階層及び第5階層に設けられた小学校4年生以上の兄姉を人数に数えないとする制限の有無
■負担割合や支給のあり方について
■現状の負担割合のまま助成金の満額308,000円が無償となった場合、約14億円近くとなる市の財源確保
など気になるところです。また
■幼稚園だけでなく保育所等、幼児教育の無償化に関する本市への影響
も注視しなければなりません。
どこまでも国の方針が決まらない限り、自治体としては具体的な対応が検討できない状況ではありますが、後手に回ることのないよう可能性も含めて今後もしっかり検証して参ります。