今日は阪急西宮ガーデンズ内にある映画館で娘と「しまじろう まほうのしまの大冒険」の映画を見てきました。こどもの映画と思っていたら侮るなかれ。大人が見ても十分満足できる感動作でした。興味のある方は是非ご覧下さい。
今日は学校給食における配送センター方式における優位性の検証についてです。こちらの事業についても前回同様平成28年9月定例会の決算分科会で取り上げた議題です。
詳細については以下のリンク先をご参照下さい。
【教育こども常任委員会 決算分科会】給食物資購入事業について
本市が実施する学校給食における配送センター方式について
■平成28年度の食材配送費は年間で約8,300万円となっている
■中核市の大半が配送センター方式を導入していない
となっています。
このような状況を踏まえ、私は決算分科会にて「基本的な考えとして、基本的な考えとして食材の運搬費は購入先の業者が本来請け負うべき費用負担であり、先の効果が認められない場合は支出を必要としないコストとなる可能性もある」ことを指摘しました。
以上の内容を踏まえ、私の質問内容と市の答弁は以下の通りです。
【質問】
昨年9月の決算分科会において、他市では実施されていない配送センター方式について質疑した。前回の質疑では「給食運搬業務に8316万円を支出しているが、民間委託では不要な費用である。」と結論付けたが、配送センター方式の優位性に関する検証がないままでは不要であるとは言い難い。仮にコスト面等の検証を踏まえ、結果に優位性が認められた場合、この取組みは他市に例を見ない先進事例として紹介できることも可能性としてあると考える。配送センター方式に関する優位性を検証することを目的とした調査を実施すべきと考えるがどうか?
【回答】
自校調理方式及び統一献立である本市と同じような条件規模で実施している市を探すことが難しいことから、他市と比較することで配送センター方式の優位性を検証することは困難と考えておりますが、コスト面につきましては、現在の配送センター方式と直送方式に変更した場合のコストを比較できるような資料の準備を進めております。
現時点で本市における配送センター方式の優位性は詳細な検証が行われていません。他市の事例がないことや、他市では直接業者が配送を実施していることから、客観的に見ると検証のない状況では不要な取り組みにも見えます。仮に配送センター方式を実施しなければ、この費用はそのまま給食費に当てられることから、こどもたちの給食の質向上につながることにも期待が持てます。
一方で、仮に配送センター方式の優位性が認められた場合、この費用は給食費の効率的な活用がなされているという判断もできる上に、他市への有効な先進事例として紹介もできます。以上のことから、配送センター方式の優位性について検証を行うよう要望しました。答弁では「比較可能な資料の作成を進める」とありましたので、今後の進捗を見守りたいと思います。
今日はここまで。続きは次回書きます。