母が西宮卸売市場で生まれた飼い主のいない子猫を飼うことになりました。実家ではいままで猫(まくら)と犬(チャッピー)を飼っていましたが、まくらは1年前に、チャッピーは先月亡くなってしまいました。母にとってはどちらも15年以上寄り添った大切なこどものような存在でした。父が他界して間も無く、唯一傍にいてくれたチャッピーまで亡くなってしまったので、最初は子猫を飼うことに躊躇していた母に対して、私は「連れて帰っておいでよ」と背中を押してあげました。娘が名付け親となり、写真の子猫はMOKA(もか)と命名。さらに今回は母に頼んで所有者のいない猫対策活動員の登録も同時に行ってもらいました。近く市の補助金を活用して子猫を産んだ母親猫の不妊手術をしてくれるそうです。子猫はまだあと2匹いるので、欲しい方は私までご連絡ください。
今日は子育て広域啓発事業についてです。これが最後の委員会報告となります。
この事業は冊子やHP等で子育て家庭に必要な情報発信を行う事業で、最近始まった子育てアプリ「みやはぐ」の運営も行っています。子育て情報を必要とする保護者は、従来冊子やHP等に掲載された子育てに必要な情報を自ら探していましたが、このみやはぐアプリをダウンロードすることで、ダウンロードされた保護者に沿った地域のイベント情報や検診の日程など、子育てに必要な情報をアプリが通知してくれます。近年は子育て世代の大半がスマートフォンによる情報の検索を行っていることから、こうしたプッシュ型アプリによる情報発信は個人的には有効だと考えます。今回は今後の情報発信について、契約更新時の課題について、それぞれにおいて質疑を行いました。私の質問内容と市の答弁は以下の通りです。
<今後の情報発信について>
【はまぐち質問】
子育てアプリ「みやはぐ」のダウンロード総数は?またサービスを対象とする児童の保護者との比率は?
【当局答弁】
インストール数:6,248(8/31現在)
アプリ上で、ユーザー設定をしている人のうち、サービスの対象となる就学前児童を設定している割合は86.3%。(8/31現在)
【はまぐち質問】
市は今後特に力を入れるべき情報発信について具体的な検討をしているのか?
【当局答弁】
ホームページのカテゴリー別では、「保育所・幼稚園・小学校など」、「子育ての集いと遊び場」のアクセス数が多い。プッシュ通知として、庁内各課から年齢や地域を限定した情報発信を計画的に発信しているが、今後も庁内各課と連携を取り効果的な情報発信に努めていく。
<契約更新時の課題について>
【はまぐち質問】
契約の更新を検討した時に、どのような課題があるのか?また仮に契約先が変更となった場合、今までのアプリダウンロード実績が0となる恐れはないのか?
【当局答弁】
契約の更新には、これまで以上の機能を付加できること、経費が抑えられること、更新に伴う市側の事務量など、費用対効果を検討する必要がある。
ダウンロード実績については、今の利用者へプッシュ通知の機能を使って、新しいアプリのダウンロードを案内するなど工夫したい。
今後みやはぐが情報発信の有効なツールとなるためには、対象となる保護者がどのような情報を求めているのか、その把握が必要不可欠です。みやはぐを活用したアンケートを実施するよう要望しました。
また契約更新時の課題として、もし他の事業者に変更となった場合に、現在使用するみやはぐアプリを継続して使用できないという問題が生じ、結果として今まで培ったダウンロードユーザーがリセットされる恐れがあります。契約時に考慮すべきことは、契約側に不利な条件とならないこと、事業者が変わることも念頭に、継続性を担保できる契約となることが重要です。基本的には契約を依頼する相手方に著作権が発生するような契約は、契約の見直しができない恐れがあることから慎重に判断すべきです。これは本市が結ぶ全ての契約に言えることから、今後の契約内容について改善を要望しました。
これで委員会報告は以上となります。
長期に渡り読んで下さり誠にありがとうございました!