先日に市の健康福祉局障害福祉課より、一般質問で要望していた啓発活動の件について報告がありました。啓発ポスターについては以前にもご紹介した一般社団法人mina familyさまの作成されたデザインが採用されました。また啓発ポスターは保険福祉センターや各支所、子育て関連の公共施設など207の施設に954枚が配布され、掲示の依頼を行っております。(*上表参照)各施設におかれましては、是非とも人の目につく場所へ掲示いただき、啓発活動にご協力いただければ幸いです。そして多くの方がこのポスターをご覧になり、一般のベビーカーではない福祉バギーの存在を知っていただけることを願っております。この度ご協力下さった一般社団法人mina familyさま、障害福祉課の皆様、そして配布先である各公共施設の皆様、本当にありがとうございました!
今日は学籍等事務についてです。市は小・中学校へ入学を予定している児童の保護者に対して、学校教育法施行令の第5条に準じて1月下旬頃に就学通知書が郵送されます。
以上の内容を踏まえ、私の質問内容と市の答弁は以下の通りです。
【はまぐち質問】
小・中学校入学予定の保護者に対して就学通知を郵送したとあるが、その中には同じ世代の障害のある児童も含まれているのか?
【当局答弁】
小学校・中学校の入学予定者については、障害の有無にかかわらず、1月中旬の住民票データから該当者を抽出し、1月下旬に保護者宛に就学通知書を郵送しています。しかし、就学相談中の入学予定者には、就学先についての保護者との合意形成や特別支援学級の新増設の決定待ちなどのために郵送の時期が遅れることもあります。
【はまぐち質問】
障害のある児童は就学相談の結果を踏まえて就学通知書を発送していることから、今の通知方法では、障害のある児童の進学について制限を設けているのではないかと誤認される恐れがある。今後すすめるインクルーシブ教育の趣旨を考慮すれば、就学相談前に全ての児童へ就学通知書を送付し、後の就学相談によって進路を決めることが望ましいと考えるが、市の考えはどうか?
【当局答弁】
入学予定者全員に就学通知書を同時期に郵送することについて、平成31年度入学者から実施できるかを検討してまいります。
障害のある児童の保護者から、西宮市では就学通知書を全児童に送っているが、障害のある児童は就学相談後に通知が郵送されると伺っています。このことについて、すべての児童は学校へ通う権利があるはずなのに、現状障害のある児童については選択肢を奪われているように感じるとのご意見を聞いております。この件について教育委員会に確認をしたところ、平成29年度の小学校入学者については1月23日に就学通知を送付していますが、そのうち就学相談中などで1月23日には就学通知の送付を保留した人数が43人だったという報告を受けております。今後インクルーシブ教育システムを構築する趣旨に則るのであれば、まず障害のある児童も含めたすべての児童に対して就学通知書を送付したのちに、改めて就学相談で進路について保護者や児童と相談を行うことが望ましいことから、市に対して改善を要望しました。
今日はここまで。