土曜日は母校苦楽園小学校の運動会でした。同級生や知人のこどもたちもたくさん参加しており、毎年とても楽しみにしている行事の1つです。
私が一番好きな応援合戦。互いの検討を讃え、互いを応援する素晴らしい演目です。
1年生から6年生まで、それぞれの演技や競技は常に全力で行われていました。
こどもたちの目線の先に、見に来てくれた家族の姿があるからこそ素晴らしいパフォーマンスとなるんでしょうね。プロアマ問わず、一所懸命な姿は見て応援する側にも気持ちが入ります。
政治も全力で挑めば、きっと多くの方が見てくださる。運動会ではこどもたちに教えられました。
運動会の準備や運営、片付けなどに関わられた保護者の皆様、そして学校関係者の皆様、そして苦楽園小学校のこどもたち。
本当におつかれさまでした!
前回の続きです。以前の内容は下記のリンクよりご確認ください。
既存園の活用について①
前回の話をまとめると
■人口や面積が近い同じ中核市の松戸市と西宮市とで各就学前児童施設の定員と実数の比率を比較した
■結果として平成22年の時点では西宮市の0-2歳の保育比率が松戸市より低く、28年では逆転している
■西宮市は保育定員の確保が不十分だった上に、保育比率が適正ではない可能性がある
となりました。
以上の内容を踏まえ、私の質問内容と市の答弁は以下の通りです。
【はまぐち】 本市の待機児童解消に効果的な保育定員の比率とはどのようなものか?現状の課題をどのように考えているのか?
【市長答弁】
0歳児の保護者は育児休暇を取得できる方が多く、また、平成29年10月より、育児休業給付金の支給期間が2歳まで延長されることもあり、一般的には、保育定員は、0歳児から2歳児よりも、3歳児から5歳児の方が多くあるべきであると考えます。ただし、3歳児以降については、就労形態によっては幼稚園を選択されることもあり、必ずしも3歳児以降の保育定員が2歳児の定員を上回る必要がない場合もございます。本市では、平成22年度以降、0歳児から2歳児の保育需要を満たすことが課題となり、優先的に整備してきた経緯がございます。当時としては、私立幼稚園での預かり保育などが見込めたこともあり、定員の確保数は本市の実情に応じたものであったと考えております。しかし、現在、本市においては、公立保育所では、0歳児から2歳児の定員よりも3歳児から5歳児の定員が多くなっております。一方、民間の認可保育施設では、先ほど申したとおり、0歳児から2歳児の受入れ施設を優先的に整備した結果、3歳児から5歳児の定員が不足し、いわゆる3歳の壁を生じさせていることは課題として認識しております。
【はまぐち】 3歳から5歳の定員を確保する有効な手段として、私立幼稚園の預かり保育や休園中の公立幼稚園の活用などを同時に進めていくべきだと考えるが市の考えはどうか?
【市長答弁】
本市では、平成28年度から、保育の必要な子供達を受け入れるために、登録していただいた私立幼稚園の預かり保育を活用する「協力幼稚園事業」を実施しております。市内各園の受け入れ枠の空き状況等を考えると、今後、登録園を大幅に増やすことは難しい状況でございますが、3歳児から5歳児の定員を確保するために有効な制度と考えており、引き続き、制度運用に努めてまいります。また、3歳の壁対策として、3歳児から5歳児だけを対象とした保育施設の整備も有効であると考えております。迅速性や費用対効果などを十分に考慮し、国の待機児童対策の動向も見据えながら、休園中の公立幼稚園の活用も含めて、検討を進めてまいります。
はっきりと言えることは、西宮市では明らかに保育定員自体が足りていないということです。
現在進めている1,500人の定員確保を確実に実行することはもちろんですが、適正な定員比率も勘案して進めるよう要望しました。
一方で、保育所整備に必要な土地が不足している課題もあることから、休園した公立幼稚園など既存施設の活用は早急に進めるべきです。給食設備など保育運営が可能となるよう改修を行った上で、民間の事業者へ施設を貸し出すことによって、民間事業者が従来必要だった施設への投資もなく経営の負担も小さいのでの有効です。3歳から5歳の受け入れに特化した運営も可能な上、保育定員の比率を適正化する効果も期待できます。
さらに松戸市は今後の待機児童対策について、新たな保育所整備ではなく幼稚園の預かり保育を拡充していくとの方針を打ち出しています。幼稚園需要が下がる中で、余剰となった定員を待機児童の解消に活用すべきです。
私は3月定例会で幼稚園の需要を把握することも必要だと訴えました。確かに今幼稚園の受け入れは減少傾向にあります。一方で本市は幼稚園需要が高い街でもあります。保護者の中には「もっとこうなれば幼稚園に預けることができる、預けたい」といったご意見があるかもしれません。答弁では「協力幼稚園事業」の登録園を大幅に増やすことは難しいとありました。幼稚園での預かり保育事業を進めるために必要な課題の抽出を目的に、1歳半検診や3歳児検診を受診する全ての保護者に対して
■第一希望に預けたい施設はどこなのか
■預けられない場合の課題は何か
■希望の働き方とはどのようなものか
などを調査することで、幼稚園の預かり保育をより効果的に進める課題の抽出が可能です。そして同時に今後の保育需要予測の参考材料にもなると考えます。西宮市で子育てをする保護者の方々が、今何を一番望んでいるのか、実態の把握に必要なアンケートの実施を改めて要望しました。
保育所の待機児童解消も重要ですが、地域によっては幼稚園の待機児童も存在しています。
こどもにとって、集団生活での学びはとても貴重な時間であり、また保護者にとっても育児から少しの間解放される子育て支援でもあります。今後も保育所・幼稚園双方の待機児童解消に全力で取り組んで参ります。
9月30日をもってBAR三郎の店長志水がラストを迎えました。初めてあった時は物足りなさを感じた彼ですが、今では多くのお客様から愛され、惜しまれる存在まで成長していました。
私が25歳で始めたBAR三郎(savro)も間も無く20周年。
新たなオーナー足立氏に引き継がれて以降、もう客観的にしか見れなくなったことは寂しい限りですが、同時にこれからも三郎という祖父の名前が脈々と引き継がれていくことに感謝の気持ちでいっぱいです。
志水おつかれさま。次は自分の看板を背負って頑張る姿が見れることを楽しみにしてます。