【9月定例会・一般質問】公立幼稚園への入園について①


今日は娘が幼稚園の行事で栗拾いに行ってきたようです。
先ほど妻から写真を送ってくれました。
帰ったら私の食べる分はあるのかな〜。
楽しみです。

引き続き一般質問の内容報告です。今日は
障害のあるこどもたちの様々な環境の改善についてのうちの
②公立幼稚園への入園についてです。

障害のあるこどもや保護者にとって、地域のこどもたちと同じ幼稚園に通いたいという希望は、決して無理難題な要望ではありません。

西宮市では障害のある幼児のための就園相談を年5回、6月から10月末の期間に実施しています。多いときは1日5組のグループを4回程度実施しており、保護者への面談と平行して、幼児1人に対し就学相談専門委員を1名配置します。幼児の遊びの様子を観察することで、障害の状態や教育的ニーズに見合った就園の方向性について考えます。その結果を踏まえ、通常の就園・支援付きの就園・療育専門機関という3つの選択肢の中から、就学支援委員会で方向性を決定します。

しかし公立幼稚園を希望した全ての幼児が入園できるわけではなく、希望に沿わない保護者の方から希望通り受け入れて欲しいというお声を聞いております。また西宮市は他市からの転入も多く、中には子育て世代もいらっしゃいます。このような年度の途中で入園を希望された方についても、同様に受入が困難だと伺っています。

平成29年度西宮市施政方針では「インクルーシブ教育システムの構築」と題して、「学校教育においてインクルーシブ教育システムの構築を目指した特別支援教育の実践を進めるにあたり、当事者の声や専門家の知見を踏まえる必要がある」と市長自ら発言しています。さらに本市は自ら子育ての街と宣言して、他市からの転入を呼びかけています。しかし当事者の希望が反映されていない事例もあることから、就園相談のあり方について改善の余地があると考えます。

続きは次回に書きます。
今日はここまで。