【9月定例会・一般質問】わかば園の送迎に関する改善について①


週末は一般質問が終わり、娘と樋之池公園で遊んだり、ギャラリー6Cさんでトートバックを作ったり、ランチやデザート食べたり、家族で久しぶりにゆっくりさせていただきました。定例会はまだこれからですので、引き続き頑張って参ります。

今日から一般質問の内容について、ご報告させていただきます。
最初は障害のあるこどもたちの様々な環境の改善についてです。
今回取り上げさせていただいたのは
①わかば園の送迎に関する改善について
②公立幼稚園への入園について
③放課後等デイサービスの質について
です。

まずは①わかば園の送迎に関する改善について

わかば園は昭和42年に肢体不自由児通園施設として開設され、津門川町で業務を行ってきました。わかば園は平成27年9月に整備されたこども未来センターの通園療育部門に名称が受け継がれ、8月末現在で36名の児童が通っています。

肢体不自由とは、四肢や腹筋、背筋、胸筋、足の筋肉を含む体幹が病気や怪我で損なわれ、長期にわたり歩行や筆記などの日常生活動作に困難がともなう状態をいいます。中には自力での呼吸や食事が困難なことから、人工呼吸器や直接胃に流動食を投入するための経管栄養器具を使用する児童もいます。

市は送迎負担を軽減する為に、通園を目的に一般のタクシーを利用できる通園タクシーサービスを実施しています。しかしこのサービスには大きな課題があります。肢体不自由児は自力での歩行が困難な為、専用の福祉バギーに乗せて移動します。一般的なベビーカーと形は似ていますが、タイプによっては倍以上の重さがある上に、人工呼吸器など機材を搭載した場合、女性の力だけでは持ち上げることが極めて困難です。さらにタクシー運転手は介護職員初任者研修や介護福祉士の資格を持たない場合が多いため、児童をタクシーに搭乗させる行為や福祉バギーをトランクに積むなどの作業を、すべて保護者自身が行わなければなりません。肢体不自由児の保護者にとって、通園タクシーによる迎はサービスでありながら、実際はとても大きな負担となっています。

この問題を解決できるのが福祉タクシーによる送迎です。この福祉タクシーは福祉バギーのまま車に搭乗できるリフト付きの福祉自動車を使用します。福祉タクシーを導入すれば、運転手に資格がない場合でも保護者の負担は大きく軽減できますが、現在わかば園ではこの福祉タクシーが導入されていません。この福祉タクシーをわかば園にも導入すべきです。

続きは次回書きます。
今日はここまで。