今日は今月22日に苦楽園小学校で開催する夏祭り実行委員会の会議でした。毎回課題となるのが人手不足です。特に20日の午後から始まるテント張りやお祭り終了後の片付けなどは多くの人員を必要とします。こどもたちの為に継続していきたいのですが、準備や運営が滞ってはお祭りができません。ご協力いただける方は私までメッセージを宜しくお願いします。
前回の続きとなります。以前の内容は下記のリンクよりご確認ください。
私が提言した送迎保育ステーション事業が実現に向けて進んでいます!①
先日行われた教育・こども常任委員会で所管説明のあった「パーク&ライド方式の保育施設の整備について」に対する質疑を行いました。
以下質疑内容と当局の答弁です。
【質問】
今回送迎保育ステーション事業が新たに加わったが、阪神西宮駅北側に整備される理由とはなにか?
【回答】
夙川地区の自転車利用者をカバーできるうえ、少し高額にはなるがエビスタの駐車場を利用したパーク&ライドも可能です。新設建物内での整備であり、耐震性に問題がなく、必要な避難経路も確保されます。複数テナントから選択が可能であったため、0~2歳児の弟、妹を送迎対象から外すための小規模保育施設の併設を見込んだスペースとすることができました。建物の整備案から、送迎車両の乗降時や施設への動線の安全の確保が見込まれます。
【質問】
今後送迎保育ステーションを拡充するかしないかの判断をどのように行っていくのか?判断のポイントとは何か?
【回答】
ステーションと受け入れ先の保育所を(1対多ではなく)1対1とし運営事業者も同一としたことや、送迎対象を3~5歳児としたこと、ステーション側の施設面で市の考える基準を満たしていることで、安全面などの課題をクリアしていると考えます。判断のポイントとしては、今回の送迎保育ステーションの利用率が高く、ほぼ100%に近いことではないかと考えます。その場合は、前述の条件をクリアすることを前提に、また、実情にも応じて、送迎保育ステーションの拡充を判断していくことになります。
【質問】
受け入れ先は認可保育所であるが、ステーション事業は認可外となっている。異なるこれらの利用について、料金等の課題が生じると推測するが、市は課題をどのように認識しているのか?
【回答】
パーク&ライドの駐車場の使用やステーションからの送迎車両の利用などに料金は発生しますが、その金額については現在調整中です。ステーション部分についても、延長保育にあたる部分がある場合などの金額について一定の整理が必要と考えています。
今後計画が進んで申込状況や利用者の声など効果が認められれば、送迎保育ステーション事業によって円滑に保育所整備が進む期待が持てます。保育所用地として活用できる広さの土地が不足していることが大きな原因とされていますが、市は段上町にある上下水道処理施設など保育所整備に有効とされる土地をいくつか所有しています。送迎保育ステーション事業を活用した積極的な保育所整備を要望しました。
またこの事業について保育料の課題を指摘しました。
認可保育標準時間が11時間であるのに対して、旧高須小学校で実施される保育所の時間は9時から16時15分となっており、保育時間は7時間15分となります。7時間15分の部分は標準時間に含まれますが、送迎中やステーション滞在時間は認可外保育の時間となり、超過する3時間45分の費用全てが保護者の負担となってしまうのではないかという懸念があります。
この費用を今後どのように考えるのか検討が必要となりますが
■すでに実施している流山市等では送迎時間の部分について保育料を徴収していないこと
■この送迎保育ステーションは整備課題や待機児童を念頭に進められた事業であること
■本市では認可保育所に入れなかった児童が認可外保育所や協力幼稚園事業を利用した場合、費用の補助を実施しているという実態がある
などの現状などを考慮すれば、この超過についても保育料として認めるべきだと考えます。
この件については利便性を優先した配慮を行うよう要望しました。
保育所に預けられない保護者の皆様にとって、喜ばれるような事業となるよう願っております。