姪っ子が使っていた赤ちゃんの人形を娘に譲ってくれました。すっかりお気に入り。名前を「ぷりん」と名付けました。「何でぷりんって名前にしたの?」と聞いたら、「この子が大好きだから♪」だそうです。母性はもうこの頃から感じるようになるんですね〜。面白い。
先日の民生常任委員会で「中央運動公園のパークマネジメントについて」に対する市の考え方について報告がありました。
中央体育館及び陸上競技場再整備については以前にもブログで書かせていただいております。以下のリンクをご参照ください。
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について①
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について②
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について③
今回示された内容としては
・プール・トレーニングルームなどについては、すでに民間企業で広く提供されていることに加え、整備及び維持管理費に係る費用の確保が難しいことから、整備対象から除外する
・先進的・公立的・経済的観点から
①アリーナは間仕切り等で分割利用(メイン・サブ)を可能とし、複数の大会を同時開催する
②武道場は可動式畳等を設置することで、剣道や柔道など様々な武道に対応する
・事業手法としてはBTOまたはDBOのいずれかを用いて、設計・施工・管理まで含めた民間一括発注が最適であると考える
という内容でした。
以上の内容を踏まえ、私の質疑と市の答弁内容です。
【質問】
プール・トレーニングルームについては「民間提案施設として整備される場合を除き整備対象から除外する」とある。しかしながら民間一括発注という手法を用いる以上、結果的に民活ゾーンに整備されるプールやフィットネス施設の整備費用の一部が体育館の施設整備費等に計上されることになる可能性もあるのではないかと考える。それに伴って割高となった費用をペイするため、収益を最大に見積もる単独事業を重視し、一般市民の利用に悪影響を及ぼすといった事態が起こることもありうると危惧するが、市の考えはどうか?
【回答】
民活ゾーンにSPCが独自に整備する施設の費用が市の拠出する費用に含まれることはDBOやBTOのルール上ないと考えております。ただし今の質問の趣旨からすると、例えば民活施設の売り上げが好ましくないために市民体育館での自主事業をたくさん実施することによって、SPCの売り上げを増やそうとするシナリオは考えられなくもないが、それは本来の市民体育館の目的から本末転倒をおこしてしまうので、自由な自主事業と市民体育館とのバランスを整理した上で要求水準書を整理いたします。
絶対にプールやフィットネスが駄目だとは思いません。ただし公の土地で行う事業であることに間違いはない以上、民業圧迫の観点は忘れてはならないと考えます。この手の業種は広い圏域に影響を及ぼす恐れがあります。体育館の集客と中央公園を利用する市民満足度、双方のバランスを図った上でより適正な業種が設置されることを望んでいます。パッケージを提案する企業のセンスに期待します。
今回示された考えは、我が会派の意向を踏まえ、委員会で提言した内容が概ね反映されたものでした。委員会に携わる私としても満足のいく報告となりました。詳しい提言内容は以下のリンクでご確認ください。
【提言書】施策研究テーマ 中央運動公園のパークマネジメントについて
予定されている中央体育館の整備は、後世に残す大きな公共事業です。スポーツ振興の重要性を理解する一方で、無駄な整備だったと言われないよう、今後もしっかりと指摘して参ります。
この中央体育館をホームとするプロバスケットチーム「西宮ストークス」が、B2リーグ初代チャンピオンに輝き、来シーズンからB1リーグへ昇格することが決定しました。本当におめでとうございます!6月3日(土)には中央体育館にて記念交流イベントを開催するようです。ご興味のある方はぜひご参加ください!
西宮ストークス B2優勝・B1昇格記念交流イベント