戦没者追悼合同慰霊祭&防犯カメラ設置事業説明会&インクルネット西宮1周年イベント


先週はお友達と一緒に城ヶ堀町にあるトリカラスタンド(TORIKARA STAND)さんへ伺いました。以前から気になっていたお店です。名前の通り鳥の唐揚げをメインに展開しておりますが、サイドフードも豊富でバー使いとしても便利です。オーナーはもともとフレンチを経験された方のようで、それも大変美味しかったです。店内もおしゃれで全席禁煙ですからタバコが苦手な方や子育て世代にも嬉しいですね。ごちそうさまでした!

先週はいろんな行事や事業に参加しました。


金曜日は戦没者追悼の合同慰霊祭がアミティホールでしめやかに行われました。戦後から70年以上が経過し、戦争を体験した方々よりも戦争を知らない方々が大半となっています。映画やドキュメンタリーでも戦争の悲惨さを伝えることは可能ですが、実際に体験された方の声が届かなくなることに危機感を感じます。戦争で犠牲となった方々へのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

午後は越木岩公民館で開催された防犯カメラ事業の説明会に参加してきました。
直営で設置される防犯カメラについては
・学校区ごとに最大で3台を設置する
・設置場所は小・中学校の通学路がカバーできる場所を中心に検討する
・設置場所について、警察からの提案を参考に地域で検討する
など市の基本的な考えが示された上で、今後の進め方など説明がありました。

この説明を受けて、参加された地域の皆様から様々なご意見がありました。

私が注目したご意見としては
・防犯カメラの事業目的がこどもの安全であることを考慮すれば、カメラの設置場所について学校や青愛協などからご意見を聴取すべきではないか?
・警察からの提案には、その根拠となる理由が明記されていない。これでは検討できないので、理由が知りたい。
補助金による防犯カメラの設置申請の期限が6月となっているが、直営カメラの設置場所が決まるのはその後になる。直営の設置場所が先に決定しなければ補助金で設置する防犯カメラの設置場所を検討できない。
などがありました。

大変貴重なご意見だったと感じています。これらのご意見については、引き続き市にも確認して参ります。

土曜日はインクルネット西宮の1周年イベントに参加しました。インクルーシブ教育をすすめるネットワークの構築を目的に設立された団体です。この日は「風よ吹け!未来はここに!!」の上映会が行われました。人工呼吸器をつけて暮らす子どもたちが保育所や小学校の通常学級に通うにあたって、保護者や学校、市の取り組みについてドキュメンタリー形式で作られた映画です。「学校が好き、友だちが好き」「友だちと一緒に遊びたい」「友だちと一緒に学校に通いたい」など、いつも人工呼吸器を携えて、自らの人生を楽しむ子どもたちの姿を知ってほしいという思いで作成されました。

こどもたちには教育を等しく受けるための権利が法律で定められています。
日本国憲法第26条には教育を受ける権利および義務教育について規定しています。ここには
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」とあります。

しかし障害のあるこどもたちが望んだ環境でで学びたいという希望が叶わない実態が存在しており、西宮市も同様です。上映された映画では他市の取り組みとして、医療ケアが必要とされる児童が保育所や通常学級に通う様子が写っていました。他市には出来るのに、なぜ西宮市では出来ないのか?その課題をしっかり抽出し、改善に向けた議論が必要です。本市は自ら「子育ての街」と宣言しています。であるならば、こどもや保護者が望んだ環境で教育を受けたいという要望に対して、その能力に合わせて平等に受け入れができる環境を整えるべきです。

保護者の方や関係者の方からも多くのご意見を頂戴し、大変勉強になりました。ありがとうございました。