先週土曜日は音楽鑑賞デーでした。
最初は母校苦楽園中学校の吹奏楽部員による「第2回Graciasコンサート」でした。今回から一般の方も演奏を聞くことができるようになり、OBとしても大変嬉しく思います。私の時代にも定期演奏会がありましたが、日頃の成果を多くの方に聞いてもらうことは部員にとって大きな刺激になります。
プログラムは以下の11曲でした。
○ゴールデン・ビュジリー ジョン・フィリップ・スーザ
○インテルメッツォ 保科 洋
○高度な技術への指標 河辺 公一
○「アイ・ガット・リズム」変奏曲 ジョージ・カーシュウィン
○土蜘蛛伝説「土蜘蛛」の物語による狂詩曲 松下 倫士
○クロス・セッション・ビュー 三浦 秀秋
○「おんな城主 直虎」メインテーマ 菅野 よう子
○前前前世(映画「君の名は。」主題歌) RADWIMPS
○恋(ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」エンディングテーマ) 星野 源
○ひまわりの約束(「STAND BY ME ドラえもん」主題歌) 泰 基博
○美女と野獣 アラン メンケン
演奏をするには決して恵まれた環境ではない中で、堂々たる演奏を披露してくれました。冒頭はマーチングやクラッシックから始まり、コンクールでダブル金賞受賞という快挙を成し遂げた木管・金管両アンサンブル、最後は誰もが聞いたことのあるポップスまで、幅広い曲目で選曲も素晴らしかったです。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で有名になった「恋」の演奏では、女子部員たちが前に並んで恋ダンスを披露するなど、見る方を楽しませようという演出が多く見られました。本当に素晴らしい演奏会でした。次回の開催も待ち遠しいです。楽しみにしています!苦楽園中学校吹奏楽部のみなさん、本当にお疲れ様でした!
生徒たちが生き生きしている姿をみると、やはり指導者の役割は大きいなぁと感じました。近年では部活動による教員負担が問題視されています。確かに負担は軽減されるべきですが、苦楽園中学校吹奏楽部の演奏を聞く限り、顧問の先生や生徒たちが信念を持って活動されているなぁと感じました。部活動は先生や生徒たち双方にとって良い環境であるべきです。今後は部活動問題にも取り組んで参ります。
続いては有害鳥獣及び外来生物捕獲等事業についてです。
この事業では大きくカラス対策とイノシシ対策について質疑を行いました。
まずはカラス対策についてです。
カラスの問題では、ごみステーションにカラスが群がりゴミを荒らすというのが主な問題点ですが、他に地域のスーパーで買い物客の食品を直接狙う被害もあると聞いています。またこどもたちが遊ぶ広場では児童の間近を低空飛行するという事例もあるようで、保護者の方からこどもに被害が及ぶのではないかという不安の声も聞いています。
以下質疑と当局答弁内容です。
【質問】
カラス対策事業の進捗や成果はどのようになっているのか?
【答弁】
これまでのカラス対策事業である「ごみ出しマナーの向上」や「繁殖期の巣の撤去」に加えて、平成28年度は、新たな対策として「鷹によるカラスの追払い」を、ごみステーション(1か所・4回)と食肉センター(9回)で、試行的に実施しました。どちらも、カラスの追払いという点では、非常に効果があり、ごみステーションでは、ほとんど姿を見かけなくなり、食肉センターでも、当初150羽ほどいたカラスが、20羽程度まで減少しています。この結果を受けて、29年度には、カラスの生息数調査を実施したうえで、ごみステーションやねぐらで「鷹によるカラスの追払い」を実施していきたいと考えております。
【質問】
今後カラス対策を実施する場所について、どのような基準で選定を行うのか?
【答弁】
「ごみステーション」については、環境局の情報や市民からの通報をもとに、カラス被害の特にひどいステーションを選定していきます。「ねぐら」については、カラスの生息調査を実施して、ねぐらの場所等を特定した上で、市民生活に影響の大きいねぐらを選定して、「鷹によるカラスの追払い」を中心とするカラス対策を実施していきたい、と考えています。
カラス対策については、答弁から高い成果があると理解しました。鷹を使った対策は、無意味にカラスを捕獲し殺処分せずに済むことから動物愛護の観点からも有効であると考えます。今後も引き続き効果の検証を行いながら、カラス被害が大きな地域から実施するよう要望しました。一方で、この問題の根底にあるのはやはりごみ出しのマナーに尽きると思います。皆様には引き続きごみ出しのルールなどきっちりと守っていただくようお願い申し上げます。
続きは次回書きます。