【民生常任委員会予算分科会】生涯学習事業及び生涯学習管理事業について①

先週末は私が妻と出会った記念日でした。そこで土日の2日間家族と地元でお食事をしました。
土曜日は浅井さん。苦楽園口の創業41年の老舗お好み焼き屋さんです。ご夫婦で営まれており、とても美味しいです!思わずたくさん食べてしまいました。

日曜日は夙川駅近くにあるでめきんさん。おでんが食べられるおしゃれな居酒屋さんです。1品1品がとても繊細で美味しく、こどもへの配慮もきめ細やかで素晴らしい対応でした!

両店ともおすすめのお店です。良かったら是非食べに行ってみてくださいね!

次は生涯学習事業及び生涯学習管理事業についてです。

生涯学習事業は60歳以上の市民を対象に、高齢者がいきいきと生活するとともに住みよい地域社会づくりに取り組むための学習と交流を目的としており、西宮市生涯学習大学「宮水学園」によって各種事業の企画実施をしています。生涯学習だけを目的とせず、宮水学園で学んだ知識を地域活動にいかしてもらうことが、この事業を市が実施する必然性とされてます。この目的を実現するためには宮水学園を受講した方が、その受講で学んだ内容を活用して地域活動を実施されている現状が確認できなければなりません。また宮水学園の受講者がどの程度卒業して、その後どのような活動を行っているのかなど進捗の確認も必要だと考えます。

一方で、宮水学園では同じ方が何年もの間継続して受講していることが課題となっており、多くの高齢者に対して宮水学園で学んだ知識を地域活動にいかしてもらう、という目的が限定的となっている問題も存在しており、改善が必要です。

以下私の質問と答弁内容です。

【質問】
以前より宮水学園の新規入学者の数が全体の2割に留まっている課題が存在するが、継続受講者全体に対する継続受講回数ごとの割合はどのようなものか?

【答弁】
平成28年度の受講状況ですが、28年度からはじめて受講されている方が19.5%、27・28年度の2年間連続して受講されている方が10.9%、3年連続して受講されている方が8.1%、4年連続して受講されている方が7.7%、5年以上連続して受講されている方が55.4%となっています。

【質問】
市内の受講資格対象者全体における、宮水学園の現在の受講者数はどの程度か?また過去遡って1回でも受講された方で現在受講されていない方は累計でどの程度なのか?

【答弁】
平成28年3月末現在の西宮市の人口は484,560人で、内60歳以上の人口は136,117人となっています。28年度の宮水学園の受講者数は2300人となります。また、過去に受講していた方で現在受講されていない方の累計ですが、過去10年間で約3600人となります。

【質問】
リピート率が高いことも課題の1つとなっている。設置目的を考慮すれば、こうした現状は受講者が卒業して地域社会で活動する目的が一部の方々に限定され、対象となる多くの高齢者への推進が成されていないという見方もできる。この事業が設置目的に対して効果を見出せていないと考えるが市はこの問題についてどうお考えか?

【答弁】
宮水学園では現在、卒業制度を設けていないため、多くの方が連続して受講していただいている状況です。高齢者の方が、高い学習意欲を持って繰返し学習を行なっていただく事は、とても重要なことであると考えています。しかしその一方で、参加することが目的となってしまっては意味がありません。宮水学園の設置目的が効果的に発揮できるよう、宮水学園での学習を通して多くのことを学び・仲間を作って、受講中にも地域活動やボランティアに参加していただくことをきっかけとして、宮水学園を離れ、宮水学園で得た力を地域でも発揮できるように支援してまいります。

続きは次回に書きます。