【民生常任委員会予算分科会】コミュニティ推進事業について②

先日から市政報告紙の最新号をポスティングしております。
今回の表紙のテーマは「春の越木岩神社」です。


今回この表紙を手掛けて下さったのは木版画を主な画法として活動されている尾崎カズミさんです。木版画らしく愛らしい雰囲気がとても素敵ですね。読んでいただければ幸いです。

前回の続きになります。以前の内容は下記のリンクよりご確認ください。
【民生常任委員会予算分科会】コミュニティ推進事業について①

こちらが宮っ子の最新号になります。

市は平成24年度の市民意識調査で宮っ子に関する調査を行っています。


ここでは宮っ子を読む方の割合が、アンケート全体の75%と高い回答を得たとあります。もしこの質問が「宮っ子の作成費用にはおよそ5600万円もの市税が費やされているが、それでも必要か?」と聞かれたら、市民の皆様はどう回答されたのでしょうか。「それなら要らない」という方もいらっしゃるかもしれません。

宮っ子は無料で全市に配布をしているわけではありません。少なくとも1世帯あたりおよそ320円を、市民の皆様から年間印刷費としてご負担いただいています。また配布は地域の自治会の皆様が無償ボランティアによって行なわれており、これについても人的なご負担をお願いしているという解釈もできます。

費用や負担を掛けている以上、事業の効果はもちろん情報誌としての内容や価値が、それ以上に見合うものでなければなりません。この事業における宮っ子の作成・配布はコミュニティの推進であり、読まれた市民の方々が地域コミュニティをより意識して、重要だと感じていただけるような事業となる必要があります。

その為にも地域コミュニティの推進に必要な情報とは何か、そのために必要な宮っ子の形とは何か、効果的な発信方法や配布方法とは何かなど、より具体的な対策を実施すべきです。引き続き宮っ子が事業効果や費用効率を踏まえた上で、市民の方々に読み愛される冊子となるよう取り組んでいただくことを要望しました。

宮っ子を含めた地域コミュニティの推進のあり方について、引き続き取り組んで参ります。