西宮市立越木岩幼稚園入園式


今日は越木岩幼稚園の入園式でした。
5歳児童は5名、4歳児童が27名、計32名の新たな園児が越木岩幼稚園で多くのことを学びます。大勢の大人に囲まれてさぞ緊張するかと思いきや、挨拶も元気よく出来ていました。これからたくさんお友達を作って、楽しく健やかに学んで欲しいと思います。
新入園児童のみなさん、保護者の皆様、ご入園誠におめでとうございます!

私がお配りしている市政報告No.4で市立越木岩幼稚園が休園する可能性があることをお伝えしましたが、3月議会において越木岩幼稚園の休園を見送り、存続させる方針が報告されました。

本市では3年連続で、4歳児の入園内定者が定員の30人に達しない公立幼稚園は休園することにしています。越木岩幼稚園は3月末時点まで3年連続の定員割れとなっていたことから、休園の可能性が囁かれていました。しかしながら

■越木岩幼稚園のある大社ブロックではマンション開発によって就学前児童数が増加しており、今後も大きなマンション計画が2件予定されている
■同ブロックにある市立夙川幼稚園や市立大社幼稚園は4歳児の受け入れが定員を満たしており幼稚園に対するニーズが比較的高い

などの状況から、市は「年度末の入園内定者だけで休園の判断はしない」と結論づけました。一方で、越木岩幼稚園が存続するからといって幼稚園の入園に関わる全市的課題が解決される訳ではありません。

以下のリンクで幼稚園入園問題について記載しています。
【3月定例会・一般質問】就学前児童施設の適正配置と今後の整備について③
【3月定例会・一般質問】就学前児童施設の適正配置と今後の整備について④

今後は実態を把握した上で、具体的な対策を検討する必要があります。市は

(注)定数以上の児童を私立幼稚園が受け入れた場合に生じる助成金の減額分を市が支援することや、受け入れに余裕のある私立幼稚園から送迎バスを出すなど既存の私立幼稚園によって行える対応
②地域の保育需要も勘案した新たな幼保連携型認定こども園の整備
③上記の対応をできない場合やできても不十分な場合の市が取るべき対応策
(注)兵庫県に認可された定員を超えて私立幼稚園が幼児を受け入れた場合、園に支給されている助成金が減額になる。そのため経営の安定に支障をきたすことを懸念 している私立幼稚園が存在する。

について、順に検討を進めるべきだと考えます。

子育て環境の改善に向けて、引き続き取り組みます。