なぜか彼女はこのお面がお気に入り。相変わらずユニークですが誰に似たのやら。。
前回の続きとなります。内容はリンク先をご参照下さい。
【3月定例会・一般質問】こどもの発達に不安を抱く保護者への対応について①
こども未来センターの受診問題は、「受診問題そのものへの対応」「受診を希望する保護者への、こどもの発達に関する認知向上」この2つのアプローチを実施することが重要です。
受診そのものへの対応については、受診対応人数を増やすという直接的な対応が求められます。澁谷議員の提言によって市は平成28年度に
■週4日勤務の医師1名
■週2日勤務の医師1名
■言語聴覚士1名
■作業療法士2名
■心療法士1名
の増員を行いました。
またこの対応をもってしてもなお診療待ちが改善されないことを踏まえ、29年度においては新たに
■週2日勤務の医師1名
■週1日勤務の医師1名
■言語聴覚士1名
の増員によって診療体制の充実を図るとした、積極的な答弁をいただきました。
一方で民間医療機関でも同様の診療待ちが発生している事実を、市民の方からの相談で認識しております。これは保護者が抱えるこどもの発達への不安が大きいことを意味していると理解します。このように民間の医療機関で同様に受診を受けたとしても、市の支援を必要とすることもたちが公平に受けられる体制であることが望ましいと考えます。こども未来センターには、民間で診察を受けた児童を含め子供の発達上の課題等により、子育てに不安を感じてセンターの診療を希望された保護者が、待たされることなく適切な支援を受けられる体制を確立するよう要望しました。また受診問題の解決に向けては、民間医療機関との連携も可能性はあると考えます。診療体制の質を落とすことのないよう十分な検証を行うことを前提に、診療課題の軽減を目的とした民間医療機関との連携についても協議を進めるよう重ねて要望しました。
次に受診を希望する保護者への、こどもの発達に関する認知向上については、こどもの発達について正しい知識を持っていただくことが、結果的には診療問題の軽減にも繋がると考えています。こどもの発達について関心が高まることで、支援が必要とされるこどもを早期に発見でき、適切な支援をより早い時期に実施できます。早期の発見・早期の支援は子供の自立につながるほか、誤った養育や指導などによる自尊感情の低下など2次的障害の防止にもつながることから重要です。本市では乳幼児健康診査など地域の検診などで、こどもの行動への理解について保護者の正しい発達への啓発が実施されていますが、このような啓発の質が高くなれば、より支援が必要な児童に対する早期対応が可能となります。乳幼児健康診査などで保護者を対象とした発達への関心を高める取り組みを進めるよう要望しました。
この関心を高める取り組みとして市は「かおテレビ」という機器を導入し、現在試験的な運用を行なっています。この顔てれびについては次回書かせていただきます。