今日は甲子園にあるまんまるみかんさんで行われたまんまるしゅわ教室に参加してきました。講師を務める村田雄樹さんは耳に障害を持つ方で、今回私の市政報告紙の表紙をデザインしてくれた志方弥公さんからこの教室のご案内をいただきました。手話を習うのは初めての経験だったので参加前は少し不安でしたが、終わってみたら終始笑いの絶えない楽しい時間でした。
教室では喫茶店の店長、定員、お客に分かれて言葉を使わずに注文のやりとりを行うロールプレイングを行いました。お客としてコーヒーを注文したり、定員として食べ物のオーダーの受け答えを行うのですが、言葉を使わないで伝えることがこんなに難しいとは思いませんでした。相手に意思を伝えること、あるいは相手の考えを理解することが困難な状況はとてもストレスを感じます。耳の聞こえない方にとって手話はとても重要です。また手話は聴覚障害者との意思伝達手段だけでなく、コミュニケーション能力の向上という観点においても有効だと感じました。
私たち健常者は音が聞こえない世界を想像することは困難であり、関わりへの不安や戸惑いを感じてしまいがちです。インクルーシブ教育の重要性を考えれば、聴覚障害者の言葉となる手話を身近に感じることができる環境は重要だと感じました。
帰りに庭でとれたいよかんをいただきました。
教室はとても楽しかったので、今後もしゅわ教室を継続して受講したいと思います。