【平成28年9月 決算特別委員会 民生分科会】産業情報化推進事業について①


11月30日より12月定例会が始まりました。
私は今回一般質問の出番がありませんが、委員会や次回の一般質問に向けた準備を進めています。
引き続きしっかりと活動してまいります。


先日はある方とお約束の件で鷲林寺に伺った際にアガペ大鶴美術館を訪ねました。2014年に完成した新しい美術館です。作品の撮影は行っていませんが、とにかく大きな作品が数多く展示されておりダイナミックな美術館です。建物の外壁はAOM館長の伊勢昌史氏がデザインしたもの。建物自体が作品となっています。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

今回は産業情報化推進事業についてです。

こちらの事業は昨年9月にも委員会で質問をしており継続質問です。まず昨年の委員会における私の発言内容を整理します。

この事業は西宮浜の都市整備公社が管理する産業交流会館で実施されている事業で、西宮市情報センターが委託運営しています。事業の内容は事業者や市民を対象としたパソコン研修やコピー機など共同機器貸し出しなどを行っています。平成27年度に市は西宮市情報センターの運営委託料と西宮浜産業交流会館の2階、3階フロアの賃借料等を合わせて約4,960万円を支払っており、情報センターが実施する講習会等の負担金収入がおよそ1,145万円であることから、市の負担は3,815万円となっており事実上赤字運営です。利用実態としては、平成26年度の西宮市情報センターの利用者数が7,525名で、そのうちパソコン研修を利用していますのが1,582人で約21%、共同機器利用が3,783人で50%、セミナー等の来館者が2,160人で29%となっています。

私はこの事業について
・需要がパソコンからスマートフォンに移行しており、平成19年度以降はパソコン研修の受講者が年々減少しているということ
・市内に約10店舗ほどの民間事業者が同様のパソコン教室を実施していること
・この事業に一般財源で約3,800万円投入しており、市が支援しなければ事業を継続できないこと
以上の観点を踏まえれば、今後も事業を継続するという必要性は極めて低いと感じます。

以上の内容を踏まえ、今後は事業の廃止に向けた検討を行っていただくよう要望しました。

そして今回の9月に行われた委員会ではその後の進捗について確認を行いました。というわけで今日はこれまで。続きは次回に書きます。

余談ですが。。


数日前に娘が大事にしていた人形を落としてしまったのですが、苦楽園のローゲンマイヤーさんが大切に保管してくれていました。多分どなたかが拾っていただいたのを、お店の方に預かってもらえるよう頼んでいただいたとお察しいたします。この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。