今日は西宮市生瀬地区で実施されているコミュニティバス「ぐるっと生瀬」の視察に行ってきました。8760人の市民の方がお住まいの生瀬地域は高齢化率が29.3%と高く、坂の多い町でもあることから交通の問題が深刻化していました。そこで地域の方々が主導となって会を立ち上げ、長年に渡ってコミュニティバスの実施に向けた調査・研究・試験実施によって、平成27年10月に本格運行を実現しました。
運賃はおとな300円、こども200円です。
生瀬地区の4つのルートを14人乗りの車1台で運行します。
実際に私も乗車させていただきましたが、確かに生瀬地区は坂が多く、高齢者の方や小さいこどもを連れた保護者の方が民間のバス亭まで歩くのは大変だろうなぁと感じました。
乗車した時は満席で、利用者の方とのお話でも大変助かっていると笑顔でお話されていました。試乗した後はぐるっと生瀬運行協議会の皆様とお会いして、いろいろ運営に至るまでの苦労話やアドバイスなどをいただきました。貴重なお時間を本当にありがとうございました。
私が活動する苦楽園小学校や甲陽園小学校区も同様の課題があると感じており、生瀬地区で実施しているコミュニティバスの必要性を強く感じています。コミュニティバスの実施に向けて、今後も努めて参ります。