9月定例会一般質問 健康医療相談ハローにしのみやの効果検証について①


一昨日に市民の方から「西宮に所縁のある素晴らしい作家の個展が逆瀬川で行われているので是非見に行って欲しい」というメッセージをいただいたので、さっそく昨日見に行ってきました。

志方弥公展 2016年宝塚

作家の志方弥公さんは生まれつき先天的聴覚障害をお持ちです。私の周りには障害を持つ方がほとんどいらっしゃらないので少し緊張して伺ったのですが、彼女はとても明るくギャラリーで迎えてくれました。写真には納めてませんが、彼女の作品はとても色彩が豊かで柔らかく、可愛いイメージなのですが、同時に力強いメッセージのようなものを感じました。

このギャラリーは10月19日まで行われています。皆様ぜひ足をお運びください!
【日時】2016年10月6日(木)~19日(水) 11:00 - 19:00 (※最終日19日のみ16:00まで)
【場所】GALERIA TAKARAZUKA 0797-20-6240 阪急「逆瀬川駅」から徒歩二分
【入場料】無料
【駐車場】お近くのアピア2駐車場をご利用下さいませ。
【在廊日】直接お問い合わせ下さいませ。


せっかく逆瀬川に来たので、大好きな三佳さんへ。このお店で私は蕎麦を覚えました。ここでの食べ方はざるを2枚注文して、1枚目は塩、2枚目はだしで食べます。長らく来店できなかったので今日はダブルの幸せを満喫しました。大変美味しかったです!

さて、一般質問の4つ目の項目は健康医療相談ハローにしのみやの効果検証についてです。

深夜にこどもの体調が急変しても受診や相談ができずに不安を抱かせる環境を改善するため、市は平成27年7月に24時間対応の電話相談サービス「健康医療相談ハローにしのみや」を開始しました。この事業の目的は

◆深夜帯における体調の急変など緊急時における市民の不安解消を図ること。
◆不要不急の119番要請や救急医療機関の受診を避け、適切な利用を促すこと。

であり、それぞれの目的に対する効果について検証を行うことが重要です。

ハローにしのみやの相談件数は、28年3月までの入電件数は述べ13,325件で1日あたりの相談件数は48.5件です。電話で相談を受ける方は全て医師や看護師の資格を持つ方々なので、医療の専門知識に沿った対応や助言が可能です。表を見れば相談者は30代から40代の子育て世代に集中しており、相談対象者も就学前児童に集中していることから、この事業が育児に不安を抱える保護者にとって一定の効果を発揮していることがわかります。

深夜帯における体調の急変など緊急時における市民の不安解消についての課題としては

①電話対応は東京で行われており、オペレーターには西宮市の土地勘がない
②病院紹介の際、今から通院が可能か等の確認を、相談中でも一旦電話を切らなければならない
③病院紹介は自宅から近い順に行う為、症例に見合った案内とならない可能性もある。
④ハローにしのみやの認知度がそもそも低い

などが推測されます。
私は利便性を向上させるためにも、委託業者によって利用者の声を拾い上げ、課題を掘り起こして改善に務めることを、市から働きかけるよう要望しました。

続きは次回で書きます。