小学4年生以上の学童保育受入れ問題について


今日は市内写真館で娘が七五三の撮影を行いました。
昔は乳幼児の死亡率が高く、3歳まで健康に育つことが大変な喜びであると同時に、発育の節目でもあることから七五三のお祝いが行われてきたといわれています。江戸幕府5代将軍綱吉が長男の健康を願い、祈祷を捧げたのが始まりだそうです。夫婦で娘の晴れ姿にうっとりです。許されるなら毎日でもしたい幸福な時間でした。これからも健やかに育ってほしいです。


18日は私が定期的に行っているカフェミーティングでした。
今回は潜在保育士と呼ばれる、保育士経験のあるお母さん数名にお越しいただきました。
待機児童が深刻化する中、実際に現場で働いた経験のある保育士の方がどんなお考えをお持ちなのかお聞きしたいという狙いで行いました。会では参考になるご意見をたくさんいただきました。引き続き多くの方からご意見をお聞きしたいと思っております。メールでも個別でも、保育士という仕事についてぜひご意見をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いします。
はまぐち仁士へのお問い合わせ

9月定例会では一般質問の出番がやってきます。
今回取り上げるテーマの1つに学童保育における小学4年生以上の受入れ問題があります。

学童保育とは働く保護者の皆様が学校終了後や学校がお休みの日など、仕事から帰るまでの間に児童を預かるための事業です。その預かり場所として、主に学校運動場の一部を使って育成センターという建物を整備しています。基本的には小学1年生から3年生までを預かっており、働く保護者の皆様にはとても重要な施策です。しかし今大きな課題となっているのが小学4年生の学童保育の受入れ問題です。

学童保育を利用していた小学3年生の児童は、小学4年生になると学童保育を利用できなくなります。つまり、保護者の方が仕事に帰って来るまでの間、家で留守番をしなければなりません。小学校の授業がある日は放課後以降から保護者が帰って来るまでの数時間を、学校がお休みの時は朝から1日中1人で留守番をしなければなりません。特に夏休み期間はこうした状況が長期間に渡るため、保護者の方々から4年生の夏休み期間だけでもこどもを受入れてほしいという悲痛な声をよくお聞きします。国は学童保育のあり方について小学6年生までの受入れを方針として掲げており、子育ての街西宮市で最も改善しなければならない課題の1つです。

こうした保護者の声を受けて、西宮市では平成27年より一部の小学校で試験的に小学4年生の夏休み期間の学童保育を実施しています。しかし平成28年度で4年生の受入れが実施されるのはわずか4校となっており、なかなか拡充が進みません。その要因の1つに新たな育成センターが整備できないという問題があります。

現在西宮市では市内の小学校に63施設の育成センターがあります。しかし、その多くが定員を超えた弾力運用を行なっており、幾つかの学校では待機児童まで発生しています。このような状況の中で、新たな育成センターを整備するための有効な場所がほぼ存在しない状態であることから、現状では4年生まで受入れを拡大することが極めて困難となっております。

私は小学4年生の学童保育を通年で受入れができる環境を、全ての小学校に整備すべきだと考えます。今回の一般質問では、この問題の改善策についてしっかり提言を行って参ります。

当局から良い回答をいただけるよう精一杯頑張ります。

明日は朝10時から定期的に行っている公園ゴミ拾い活動を行います。
場所は松谷公園ですが、今回は清掃後に砂場を柔らかくする作業も同時に行います。ご興味のある方は是非ご参加下さい。