西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について③


先週末に仲間議員4人とインターン学生1人の計5人で広島県福山市長選挙に立候補をしている村上栄二さんのお手伝いに行ってきました。参加したメンバー全員が1枚でも多く彼のメッセージを届けることに注力しました。夏のポスティングは半日でもかなり厳しい作業です。しかし彼の身近な所で頑張っている福山市民の皆様はそれ以上に過酷な日々を送っていることと思います。厳しい戦いではありますが、栄二さんには最後まで自分を、仲間を、福山市民を信じて頑張って欲しいです。
村上栄二のブログ

西宮中央体育館・陸上競技場再整備についての続きです。
前回の記事は以下のリンクからご覧ください。
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について①
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について②

<プールやフィットネスルームなど福祉的な利用に応じた施設整備について>

西宮中央体育館・陸上競技場再整備の基本構想について、市は今後パブリックコメントを実施します。パブリックコメントとは広く市民の皆様から意見・情報を募集する手続で、それらを考慮しながら最終決定を行うものです。

このパブリックコメントで予測されるご意見の1つとして、プールやフィットネスルームなど福祉的な要素が強い施設整備の要望です。高齢者の皆さんにとっては健康増進のために重要な施設かもしれませんが、こうした用途を兼ね備えた施設は民間業者によって市内に数多く営業されています。市が同様の施設を整備することは民営圧迫となる恐れがあり、整備について慎重に検討しなければなりません。

リゾ鳴尾浜や西宮市総合福祉センターなど修繕費の捻出さえ厳しい状況に置かれている実態を見れば、プール施設は維持管理費がとても高く、運営が赤字となる可能性が高いこと、さらに福祉を目的とした仕様のプールでは競技大会に対応できないといった問題も生じてきます。仮に赤字の出ない運営を行う場合、結果として高額な入会費や利用料を請求しなければならないことから、そのようなプールをわざわざ市が整備する必要性はありません。

我々会派・ぜんしんは以前よりプールやフィットネスルームを整備することに反対、あるいは極めて慎重な立場です。それでも尚、プールやフィットネスルームの整備を行うのであれば、それら施設の管理・運営コストがどの程度の負担となるのかをしっかりと提示した上で議論を進めるべきです。

今後も西宮中央体育館・陸上競技場再整備についてしっかりと提言を行って参ります。

個人的な意見として。

本物のスポーツを観せる環境も大事だと思うのですが、私はどちらかと言えば地域に多く存在する学校の体育館施設を可能な限り地域にも開放して、こどもたちに本物の技術を身近に体感できる環境を整備することも大切だと思っています。新たに整備するより、あるものを活かす方が効率的です。以上独り言でした。