西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について②


昨日はみんなで花火をしました。手持ち花火だけのこじんまりとした花火です。
昨日の夜は涼しくて本当に心地よい夜でした。夏もいよいよ折り返しですね。

西宮中央体育館・陸上競技場再整備についての続きです。
前回の記事は以下のリンクからご覧ください。
西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について①

この事業計画には解決しなければならない課題がいくつかあると前回でご説明させていただきました。その中でも特に配慮すべき課題が駐車場台数の不足と駐車場へのアクセス不備による渋滞問題プールやフィットネスルームなど福祉的な利用に応じた施設整備を行うかどうかだと認識しています。

<駐車場台数の不足と駐車場へのアクセス不備による渋滞問題について>

中央体育館の渋滞問題は今もなお地域の方々にとって深刻な問題であり、解決しなければならない課題です。渋滞の原因は駐車場の台数不足と駐車場に侵入する出入り口の構造上に問題があるとされており、現在整備されている駐車台数100台に対して、少なくともその倍は必要であるとの見方を当局は示しています。また新たな整備に伴い、駐車場の出入り口の場所や構造について見直しを行うことになりますが、道路に面した出入り口に関しては警察の許可が必要となります。

しかし基本構想の1つにトップスポーツ対応への課題という内容があります。HPで実施された市民のアンケートでは「スポーツ観戦・応援」が50%と最も高いことから、観るスポーツの重要性を考慮された整備への重要性を示唆しています。2015年7月16日よりプロバスケットボールチームの兵庫ストークスが新チーム名「西宮ストークス」となり、ホームタウンも西宮市に決定したことから、バスケットリーグの開催場所としても期待されています。

一方ストークスの所属するBリーグの開催基準では、5000人(立ち見も含む)の入場が可能なアリーナである必要があります。仮にこの観客数に応じて体育館の整備を行う場合、当然その観客動員に見合う駐車場整備が必要となります。また逆にこれだけの観客動員に対応した整備を行ったにもかかわらず、動員数が大幅に下回ると整備された駐車場は過度となってしまう恐れもあります。現在駐車場に関連する渋滞問題が深刻である以上、今後はしっかりと渋滞問題を念頭においた駐車場の整備を進めるべきです。渋滞が緩和されない、あるいはさらに悪化することのないよう、今後もしっかりと議論して参ります。

続きはまた書きたいと思います。