西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について①


昨日から息子が泊まりに来ています。
息子が中学生になり学業や部活の時間が増えたことで、会える時間が本当に少なくなりました。
GW振りの再会となります。

昨日は早速、母と合流して朝から白水峡へお墓参りに行ってきました。
今年は亡くなった父の看病で墓参りに行けてなかったので久しぶりのお参りです。
父の祖父母のお墓、その兄のお墓、母の祖父母のお墓を順番に掃除。
こどもたちも一所懸命雑草を抜いたりお手伝いしてくれました。
祖先を大事にする意識の継承は大事ですが、全国的にお墓の管理をめぐる問題も浮き彫りとなっています。転勤などの理由によってお墓の管理ができなくなり、無縁となってしまったお墓が年々増加してます。西宮市は今後新たなお墓のあり方として、永大供養が可能な合葬式墓地の整備に向けた準備を進めています。
こちらも民生常任委員会で付託されたものですので、引き続き注視を行って参ります。

8月8日の民生常任委員会では前回お伝えした西宮都市管理株式会社の経営報告に続いて今後整備が予定されている西宮中央体育館・陸上競技場再整備にかかる事業手法について所管説明が行われました。

今ある西宮中央体育館・陸上競技場には
・運動施設の合計面積が公園面積の50%を超えており、都市公園法上の不適格となっている。
・体育館の稼働率は90%以上、武道館も70%程度の稼働率となっており、一般の利用が困難である。
・サブアリーナが無く、施設が大規模な大会に対応できないほか、バリアフリーにも対応できていない。
・施設の老朽化が激しい。
・駐車場台数の不足と駐車場へのアクセス不備によって、大規模な大会が開催された時の渋滞問題が深刻化し、騒音や夜間照明も含めた近隣への配慮が最重要課題とされている。
・西宮中央体育館は地域防災拠点として重要な施設であり避難所として機能を向上させるとともに、避難所利用が困難とならないよう整備計画を進めることが重要である。
など、整備に向けて多くの課題を解決しながら、西宮市に必要とされる施設をつくらなければなりません。

今後はこうした整備にふさわしい事業手法として、検討調査に基づきPFI/PPP手法による総合事業が望ましいとの結論を得ました。そしてその手法にも様々な形式がある中で、DBO方式またはBTO方式を基本に手続きを進めるとの報告を受けました。手法についての説明は以下の通りです。

今後はどのような施設にするのか、施設規模や目的について本委員会で様々な視点から議論を行います。この整備計画は平成30年度に整備を行う事業者の募集を開始することを目標にしており、平成29年度中に基本計画の中間報告を行いたいと報告がありました。委員会では、今期の施策研究テーマの1つにこの問題を取り上げ、視察等研究を行いながら年末までに委員会の提言をまとめ、基本計画へ反映させたいと考えております。

この度の整備について
駐車場台数の不足と駐車場へのアクセス不備による渋滞問題プールやフィットネスルームなど福祉的な利用に応じた施設整備を行うかどうか、この2点について特に注意しなければならなりません。

続きはまた次回書きたいと思います。


帰宅後は父のお仏壇へお参り。特に息子は親父のことが大好きだったので会いたかったようです。お墓参りに帰ってくる時、県道82号線の盤滝トンネル周辺は渋滞となっていました。この時期にお墓参りやレジャーに行かれる方は渋滞対策、とくに小さなお子さん連れの皆様は携帯トイレやおむつなど対策に十分注意してくださいね。