定例会が終わりました。


表題の通りです。終わるとやはりほっとします。
今日は投票も済ませてきました。まだ投票をお済みでない方は、午後8時まで行われていますのでぜひ投票に行きましょう。

さて、最終日に議長による定例記者会見が行われています。
ここでは「市政ニュースでの不適切な広報問題」について以下の内容を発表しています。

(1) 広報手段の私物化
行政が発信元の公的刊行物は万人の平均的な視点からより慎重な表現を選択すべきであり、首長の個人としての考え方や意見・主張があたかも公的な見解であると誤解されるような表現等は厳に慎むべきであると思う。
3月定例会において、本年度予算案から「広報アドバイザー」に関する予算が削除され、当時修正を巡る議論の焦点は、広報アドバイザーの是非というより、市長の広報に対する姿勢(政治姿勢)への疑心暗鬼によるところが大きいとされてきたが、本件からも、市長の考え方はやはり信用できず、広報に関しては残念ながらも公私の分別ができないと言わざるを得ず、改めて賛成多数をもって予算修正を行った議会判断は間違いではなかったと思うところである。

(2) 問題の本質を理解しようとしない姿勢(態度)
本件を指摘した一般質問の答弁においても、またその後のマスコミ対応においても、市長は終始自身の考えや理論が如何に正当であるか、という説明に没頭し、この事案が市民の皆さまにどう受け止められるか、どのような影響がでるのかというような、いわば問題の本質については一向に関心を示さず、省みることもなかったのである。
思えば、市長就任以来、議会や議員から発せられる様々な指摘や意見に対しても、ほぼ同様であり、常に自身の考えの正当性に固執して、省みる姿勢が見られることはほとんどなかったと言えるが、このことこそが、市長に対してすべてに近い議員が感じている思い、不信感の根源ではないかと感じるところである。

(3) 組織体制への危惧
本件の記事内容に対し、「このような表現は問題がある」「おかしい」と言い出す関係職員が果たしていなかったのか気になるところである。結果として各方面から「不適切」と指摘されるような事態となったが、万一そうだとすれば、組織体制の観点からいえば、由々しき問題である。一事が万事とは言わないまでも、他の施策についてもほぼ同様ではないかと懸念され、市長は執行部内においていわば「裸の王様」のようになってしまっているのではないかと思われる。 上司に諌言しない或いはできない環境の組織は、もはや劣化する一方で、ひいてはそれが市政の停滞につながるのではないかと危惧せざるを得ない。

個人的にも、市長の発信のあり方についていろいろ不信感を感じています。

3月定例会開催の前に発行された市政ニュースでは、決まってもいない予算をあたかも決まったかのように発表しました。
その後、定例会では市政ニュースに記載されていた「西宮の休日事業」と「広報アドバイザーに関する予算」の2つの事業に修正案が提示され、賛成多数で可決される事態となりました。
そして、これらの事実は全く西宮市民の皆様に報告されていません。
こうした状況が続いている背景には、市長の情報発信への不適切な考え方が大きく反映されていると言わざるを得ません。

市の税金で発行・配布を行う市政ニュースは正しい情報を掲載する責任があります。
今後は市税を有する情報発信について、しっかりとチェックを行いたいと思います。

昨日は定例会も終わったので家族で久しぶりに外食をしました。
前回の熊本大震災支援イベントでご一緒だった自家製パンと洋食の店 クネルさんです。
以前からずっと気になっていたお店でしたがなかなか行けなかったお店です。

小さなお店ですがそう感じさせないメニューバリエーション。
小さなこどもとでも一緒に訪れることができます。
豊富な種類と手作りで優しく美味しい自家製パン。
骨格のしっかりとした料理によく合う質とコストパフォーマンスの高いグラスワイン。
久しぶりに気が抜けて深酔いしてしまうほど、美味しく楽しいひとときでした。
板本シェフと奥様、美味しいお料理と心温まるサービスをありがとうございました!