今日はららぽーとへ買い物へ。とその前に夙川トリニティでランチをいただきました。
私は数量限定の極上ハンバーグを注文。うん、旨し。
オーナーシェフ野田さんの料理は、口の中が楽しいんですよね。
ん?意味がわからない?では、実際に食べて確かめてみてくださいね。
今回の一般質問をまとめます。
【こどもの子育て環境について】
「保育所落ちた、日本死ね」という過激なコメントが話題になっています。
言葉の表現は問題があるかもしれませんが、今の状況をストレートに表現している内容だと感じます。
保育所問題の大きな課題は「どこまで施設を作るのか」です。
確かにこどもの多い地域では待機児童が問題となっており、保育所が足りていません。
しかし地域によって訪れる時期に差はあるものの、確実に少子化の波は訪れます。
今は保育施設数が足りなくても、中期的・長期的にはこどもの数が減り、定数を割って保育所が経営難となる可能性もあります。
一方で、労働人口が減少していくなかで女性の雇用創出はとても重要です。
優れた能力を持つ女性の社会進出は、雇用問題を抱える企業にとって重要な人材です。
今後の経済を考慮すれば、夫婦共働きというスタイルは増えると予測します。
これは女性が仕事と子育ての両立を求められる世の中になる可能性が高いことを意味します。
「こどもを多く産んで欲しい」でも「働いてほしい」という形に応えるなら保育所の整備は必須です。
西宮市では今後も一定保育ニーズが増えると見込んでいます。
施設を増やせば、その分だけこどもを預けたい保護者が現れると予測しています。
つまり把握しきれない潜在的保育需要はまだまだあるということです。
しかし保育所の地域的偏差、つまり少子化が進んでいる地域では保育児童の定員を割る恐れもあることから、西宮市において必要な施設は増やしつつ既存保育所への対応をしっかりと検討すべきです。重ねて西宮市全体が少子化を迎え、保育施設全体で施設利用が低迷したときにどうするのか?という議論も並行して行うべきだと考えます。こうした議論によって保育所施設整備の適正配置について一定の方向性を提示すべきだと考えます。
また働く保護者だけでなく、家庭でこどもを育てる保護者に対しても子育てケア環境は整備を進めるべきです。特に子育て支援拠点は重要で、予定している20施設では絶対に足りません。また家庭で子育てをする保護者のなかで、特に0歳から2歳までの未就園児童を育てる保護者は孤立化する可能性が高いと感じます。子育て支援拠点を設けることで、多くの保護者に対して様々なケアを実施できます。そして地域で活動を行う民生委員や青愛協の方々と連携を図ることで、児童虐待など発見が難しい問題への対応にも大きな期待が持てます。
私の娘は間も無く3歳になります。この時期の成長は本当に大事であると日々感じています。
今ではこの時期のこどもの成長について科学的な検証も行われています。
個人的な考えですが、この時期の子育て環境で今後の成長に大きな影響を与えると感じています。
こどもたちに必要な行政が実施すべき保育について、今後も研究・提言して参ります。
【こどもの食の環境に関する問題について】
栄養士は本当に重要です。現場で栄養士の方々のお仕事を拝見して確信しました。
食育だけでなくこどもたちの安全管理上においても必要です。
ぜひ市の独自予算で全校配置を行っていただきたいです。
そして食育アウトリーチ事業についてもぜひ前向きに検討いただきたいです。
社会ではコンビニや惣菜など仕事が忙しい方にとって便利な環境になった反面、食の安全を脅かす様々な事件、環境問題に関連した産業ゴミ問題、国内農業の衰退など多くの食問題が存在します。今のこどもたちは問題の多い未来の食環境を受け入れるだけ、とはならない為にも、できるだけ多彩な食の情報を自ら持ち合わせておくべきです。自分たちで考え、方向性を決断できる為に必要な食育をぜひ行って頂きたいです。
学校給食はこの28年度で一定の方向性が市から示されると回答がありました。
重要なことは今の直営化で本当に安全や質を担保しながら、コストも抑えることが可能かどうかです。
先にも説明しましたが高額な給与が問題となった正規職員や旧嘱託職員を減らさない限り、学校給食へ人材を増員することは難しいと考えます。また嘱託職員のみで学校給食管理を行うことが不可能であることから、結果として民間委託を進める道以外に選択肢はないと考えています。
今回、一般質問では待機児童問題における解決策として提言した「市立夙川幼稚園の民間移管による認定こども園化」や「学校給食の民間委託」など具体的な対策を述べさせていただきましたが、結果として前向きな答弁はありませんでした。
今村市長は自身の市長選挙において、「今村岳司の政策(マニフェスト)」を配布しました。
これは「もし選挙に当選したら私は市長として記載した内容の政策を進めます」という公約です。
この公約を読んだ市民の方で、政策に共感した方が今村氏に投票した方も多いことと思います。
その公約の中には、今回私が提言したことと同じ内容の政策が記載されています。
公約に掲げて当選されたのであれば、その公約はしっかりと進めるべきです。
市長任期まであと2年。今後もしっかりと動向を見守りたいと思います。