キャンドルナイト&公園のごみ箱


今日は苦楽園や夙川でキャンドルナイトイベントが行われました。
パンフレットにはスタンプラリーやこどもたちに関心を持ってもらえるようなクイズなどもありなかなか工夫を凝らした内容です。
いろいろ周りたかったのですが、時間もなかったので娘を連れて近くにある樋之池公園のキャンドルを見させて頂きました。
キャンドルの火はとても幻想的ですね。
気候も涼しくとても気持ちの良い夕暮れでした。

今朝はちょうどこの樋之池公園周辺を活動しておりました。
そしてこの公園活動で日増しに強く感じることがあります。
それは公園のゴミ箱についてです。

私は公園にごみ箱は不要だと考えております。

理由としては
①そもそもごみは持ち帰るべきものである。
②ごみ箱を設置することで公園のポイ捨てが改善されているとは言えない。
③ごみ箱を設置することで不要に生活ごみを捨てられる。
④ごみ箱周辺でごみが散乱していることが多く、見た目にも良くない。
などが挙げられます。

公園は近隣住人の利用を目的に作られています。
ですので公園を利用する上で、捨てなければならないごみが発生することはと考えにくいと思っています。
また今まで200箇所以上公園を見てきましたが、ごみ箱があるから公園にはごみが落ちていないとは必ずしも言えないですし、ごみ箱が無くても綺麗な公園は多く存在しています。
逆にごみ箱があるお陰で、生活ゴミをたくさん捨てられ溢れているごみ箱や、ごみ箱周辺がとても汚く見た目が悪くなっている公園をいくつか見受けました。

西宮市には現在319箇所の公園にゴミ箱が設置されており、27年度の塵芥収集に掛かる費用は約6000万円となっております。
ごみ箱が公園の美化に効果を発揮するのであれば必要な予算です。
でも私はなくした方が公園は綺麗になると思います。

公園活動を行って知ったのですが、いくつかの公園ではずっと前から地域の方々がボランティアで公園の清掃を行っております。
公園が綺麗に保たれているのはごみ箱があるからではなく、このような活動があってのことです。
そして常に綺麗に保たれた公園ではごみをポイ捨てしにくい環境が生まれています。

ごみ箱を撤去することで公園によっては一時的にポイ捨てが増える箇所もあるかもしれません。
しかし地域の活動をしっかりと支援し、さらに公園の利用者にポイ捨てをされないよう新たな啓発活動を行うことで公園の美化は保たれるはずです。
そしてごみ箱撤去によって削減された予算は、公園がさらに市民のみなさんにとって魅力的な場所になるように使われるべきだと思います。

公園のごみ箱問題に関しては、撤去に反対だと思う方のご意見も伺いながらしっかり調べて参りたいと思います。