西宮市議会議員選挙が始まります


【選挙について】

私は生まれて初めて政治家になるための活動を行いました。
現役の政治家から頂いたアドバイスや、西宮市長選挙で経験した活動を実行しました。
いろんな方に会ってお話を伺いました。
朝はほぼ毎日駅に立ってチラシを配りました。
同窓生のみなさまに想いを書いたお手紙を送りました。
私が西宮で行いたいことを綴ったチラシを西宮中のポストに投函しました。
出来るだけ多くの方に関心を持って頂くために。

しかし、街宣活動だけはどうしてもダメでした。
名前をスピーカーで連呼したり。
駅などで大音量で主張を述べたり。
私には受け入れられませんでした。
私の娘が生まれて8ヶ月の頃、ちょうど市長選挙が行われました。
妻が寝かしつけた直後、ある候補者の街宣車が大音量で名前の連呼をしながら家の前を通過。
娘はびっくりして大泣きしました。
選挙は誰のために行うべきものなのか。
伝えるべき相手が不愉快な想いをするような手法でわざわざ伝えるべきものとは何なのか。
私は告示日前日まで、このことをずっと考えてきました。

4年前の市議会議員選挙の投票率は37.15%でした。
毎回ずっと下がり続けています。そして今回もこれを下回ると言われています。
市民の関心がないから投票へ行こうと訴えますが、本当でしょうか。
本当に変えるべきは政治家の訴え方や、選挙のやり方、政治教育のあり方ではないでしょうか。
一方的な主張を、しかも不愉快な方法で伝えられては嫌いになっても仕方ないです。
「関心がない」のではなく、「関心を失わせた」のではないでしょうか。
私は市政に関する教育をもっと義務教育で行うべきだと考えています。
自分たちの街の政治がどのように運営されているのかを理解しなければ関心など生まれません。
これから選挙は変わっていくべきです。それを変えるのも政治家の仕事です。
政治家は投票に行かない市民を相手にしません。
政治家は票で成り立つからです。
しかし、投票率が下がれば間違いなく政治は偏ります。
本当に政治を良くしたいと本気で政治家が考えるなら、投票へ行かない方々の意見にしっかり耳を傾けるべきです。

【私は今回の選挙期間中、一切の街頭演説を行いません。】

私の考えはチラシやブログで伝えております。
その代わり、私は公園の掃除を選挙期間中に行うことにしました。
今までこうした清掃活動に参加していなかったですし、自身でもポイ捨てを行っていた過去があるのでその反省も込めました。
先にお伝えしておきますが、のぼりやたすきを付けて行います。
パフォーマンスにはなりますが、うるさくなることはありませんし選挙が終わったら公園がきれいになります。
もちろん選挙期間だけでなく議員になった後もこの清掃活動は続けます。
もし新人の私がこのやり方で政治家になることが出来たなら、今後候補者は訴え方を考え直してくれるかもしれません。

市民の為の選挙を目指して。
選挙期間は一生懸命掃除をさせて頂きます。

今日は北部です。
<1日目 公園清掃スケジュール>
1300 名来公園
1330 下山口中屋敷公園
1400 北六甲台公園
1430 六殿公園
1510 さくら台西公園
1600 東山台北公園
1640 青葉台第1公園
1710 生瀬西公園