先週から12月定例会が始まりました。
今回私は一般質問の出番がありませんが、議案ではいくつか気になるものがあります。その1つが育児休業中の職員を職員定数にカウントしないよう改める「西宮市職員定数条例の一部を改正する条例制定」です。
現在西宮市では育児休暇中の職員を職員定数としてカウントしています。一方で保育所や保健師など特に育休取得者の多い部署では負担となる課題がある、だから定数から育休取得者を外して、育休による負担の大きい部署に新たな職員を採用する、というのがこの条例改正の目的のようです。
必要な職員を採用することに反対するつもりはありません。しかしその前提として、事業の民間移管や廃止、業務の合理化による職員の事務負担軽減、技能労務職の不補充、配置転換等による対応など、職員を増やす前にやるべきことを実施し、全国的にも高いとされている市職員の人件費圧縮・人員削減に取り組むべきです。我が会派は行政改革について過去より主張し続けていますが際立った進捗は無く、そのような中で、今回の改正案を容認することは簡単ではないと思います。
引き続き、この問題について取り組んで参ります。