昨日は小連体に続き、第64回西宮市中学校連合体育大会が甲子園球場で開催されました。
選手宣誓は、母校苦楽園中学校の女子生徒でした。堂々とした姿でしっかりと宣誓を行う姿は、球場全体に心地よい緊張感を与えてくれました。とても素晴らしい選手宣誓でした!競技では、6×200メートルリレーで、苦楽園小学校に続き苦楽園中学校も見事1位に輝きました。卒業生として、小・中両校の活躍は大変嬉しいです!また最後まで諦めずに走り切った生徒達にも大きな拍手が送られていました。一所懸命に競い合う姿は、本当に見ている私たちを魅了しますね。生徒のみなさん、暑い中本当にお疲れ様でした!そして行進の演奏をしてくれた各学校のブラスバンド部の生徒の皆さん、甲子園球場という音を合わせにくい場所で、見事な演奏を披露してくれました。本当にお疲れ様でした!最後に小連体・中連体共に準備や運営などにご尽力下さった先生や教育委員会の皆方、本当にお疲れ様でした!
先週の教育こども常任委員会にて、西宮市学校施設長寿命化計画(素案)に関する報告がありました。今回は以前に受けた説明より詳細な内容でした。
報告による学校施設の長寿命化の内容をまとめると
◆今までは42年程度で改築していたものを、70年〜80年の期間に引き延ばす
◆長寿命化を行う学校施設は
①コンクリートの圧縮強度13.5N/mm²を上回っている
②鉄筋に層状の錆びがなく、劣化が進行していない、
という2つの条件を満たす必要がある
◆2019年度から2058年度までの40年間の計画とし、5年毎に計画の見直しを行う
◆長寿命化による改築費用の縮減効果は、改築による今後40年間のコストと比較して毎年9億円程度を見込んでいる
といった感じです。
学校施設は市が所有する公共施設の中で最も施設面積が大きい施設です。今後の公共施設の更新や維持・管理費によって財政を圧迫することが確実とされる中、安全性を確保しつつ施設を長く大事に使うという考え方について否定をするつもりはありません。
しかし学校施設は長寿命化をして、他の公共施設は通常通り建て替えを行うといった方針になるようであれば、それは到底納得出来る話ではありません。長寿命化を進めるのであれば、学校施設に限らず全ての公共施設において長寿命化の対象とするべきです。
今後は公共施設全体における優先度や重要度などを考慮し、市民の皆様の理解が得られるよう進めることが必要です。引き続き、市に対して訴えていきます。