本日こども支援局から平成29年4月1日現在の待機児童数が発表されました。

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待機児童数は平成28年の183名から140名増えて323名となりました。また国が定める待機児童に含まれない児童数についても、平成28年度の636人から194人増えて830人となっており、西宮市の待機児童数は全体的に増加しています。
(注)国が定める待機児童の定義には、育休の方や休職中の方、無認可保育園に預ける方等は含まれません。

市は待機児童の受け入れ枠拡大に向けた施設整備計画を進めていますが、下の表を見てもわかるように進捗状況は目標に対して届いていないのが現状です。加えて今後の施設整備が全て順調に進むとも限りません。

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このような状況の中で、市はもっと積極的に対応すべきだと過去の一般質問でも提言しています。

1つは定員が少ない公立幼稚園を保育需要の受け入れが可能な施設へと移行すべきとの提言を行いました。

【3月定例会・一般質問】就学前児童施設の適正配置と今後の整備について②


また新たな施設整備に必要な土地が不足する中で考えられる手法の1つとして、送迎保育ステーション事業を活用し、整備がしやすい地域に新たな保育施設を整備することも提言しました。

3月定例会一般質問④ 送迎保育ステーション事業の検討について


働く保護者にとって、保育所の待機児童問題は死活にかかわる可能性もあります。引き続き待機児童の解消に取り組んで参ります。

 

前回の生涯学習事業及び生涯学習管理事業についての続きです。以前の内容は下記のリンクよりご確認ください。


【民生常任委員会予算分科会】生涯学習事業及び生涯学習管理事業について①


質疑によって以下の問題点が明確となりました。
・新規入学者は全体の2割程度である
半数以上の受講者が5年以上継続して受講している
・過去に受講した方で現在受講されていない方(卒業という見方ができる方)は10年で3600人となっている。市内における60歳以上の人口136,117人に対する割合はおよそ2.6%であり、この数字は決して多いとは言い難い

生涯学習という目的だけでなく、宮水学園で学んだ知識を地域活動に生かしてもらうことが、この事業を市が実施する必然性だと理解しています。であるならば、事業が目的に対して成果を見出さなければ事業としての必要性を疑われることになります。

成果の1つに「宮水学園をどれだけの方が卒業したか」という視点があります。宮水学園には卒業という概念がないので過去に受講していた方で現在受講されていない方という区分で見た場合、過去10年間で約3600人という人数は決して多いとは言えません。また5年以上のリピート率が受講者全体の50%以上存在しているという数字も無視できません。このような実態が確認できる以上、この事業は目的に対して成果を上げているとは認められません。

まずはこの高いリピート率を下げる取り組みを行うよう要望しました。

加えて、仮に目的に対する効果が今後見込めない場合は、この事業は生涯学習だけが目的化されることとなり、市が実施を行う必然性は全くないと考えます。

生涯学習は企業も多く事業を行っており、西宮北口にある阪急ガーデンズ内には株式会社エヌエイチケイ文化センターが運営するNHKカルチャーがあります。こちらでは約350もの講座が開催されており、その大半が高齢者向けの講座となっています。窓口に現在の受け入れ状況をお伺いしたところ、まだまだ余裕はあるとのことです。他にもNHKカルチャーと類似した事業は数多く存在することから、市が生涯学習を開催しなくても受け入れは十分可能であると言えます。そして生涯学習事業及び生涯学習管理事業を整理することで、この予算を別の目的に有効活用できるという考えもあります。

引き続き生涯学習事業及び生涯学習管理事業について事業の目的に対する成果を追求して参ります。