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今日から平成29年6月定例会が始まりました。6月は議長・副議長など1年間の役職を決める時期です。この度、西宮市議会議長には政新会の田中まさたけ議員が、副議長には我が会派・ぜんしんの澁谷祐介議員が選ばれました。40代の正・副議長誕生ですね。ご就任誠におめでとうございます!

同じく各常任委員会も決定しました。前回民生常任委員会だった私は、この度教育こども常任委員会に決定しました。新たな委員会でも引き続き頑張って参ります!


また今日は市議会議員の任期ずれ問題を解消するための議員提出議案が出され、全会一致で可決されました。平成6年に発生した阪神淡路大震災の影響によって、神戸市、西宮市、芦屋市の各市議会議員の任期は2ヶ月延長されました。以降西宮市議会議員の任期満了は6月10日となっていました。一方選挙は4月に開催されるため、
・選挙後から任期開始6月までの期間に空白が生じる
選挙で落選した現職議員引退する議員の任期が6月であることから、ボーナスが支給されていた
などの問題があったことから、国の特例法案成立を経てこの度の可決となりました。

これによって次回行われる選挙は任期がおよそ2ヶ月少ない形で行われます。
どこかで増えた期間は、どこかで調整しなければならないので異論はありませんし、むしろ良い結果になったと理解しています。

前回の続きです。以前の内容は下記のリンクよりご確認ください。

西宮市・芦屋市ごみ処理広域化について①
西宮市・芦屋市ごみ処理広域化について②

<運搬車両の集中について>
【資料4】

資料4-1024x731

現時点では広域化を進めた場合、芦屋市・西宮市どちらにごみ処理施設を整備するのか決まっていません。現在両市合わせて合計3つのごみ処理施設がありますが、このうちいずれかの施設を、広域化に対応できる処理施設として建て替えを実施します。よって施設を整備しない側の市は、広域処理施設が整備された市へ直接ゴミを運搬することになります。

こうした中でごみ収集車両が必ず通過すると予測されるのが、資料4の黒丸で記された芦屋鳴尾浜線の2箇所です。もし広域化に必要な施設が芦屋市の環境処理センター、もしくは西宮市の西部総合処理センターに整備された場合は、西宮-芦屋市境のみの通過となりますが、東部総合処理センターであれば甲子園浜も通過することになります。

資料4にはそれぞれの市における運搬車両台数と、広域化による運搬車両の通過予測箇所における昼間12時間の交通量が参考として示されています。今後はこれらの実態を踏まえ、広域化による運搬車両の課題を整理することになります。

検討会議では広域化による渋滞への懸念を指摘した上で「中継施設を設け、より大きな車で運搬することで車両を減らす工夫を行うべき」という意見がありました。確かに大きな車両に積み替えて運搬することで車両台数は減らすことが可能です。しかし
・ 広域化による渋滞がどの程度なのか、この表ではわからない
・中継施設の整備費、維持・管理費の負担について明確となっていない
という中で、中継施設が必要とされる根拠はまだ乏しいと感じます。

また市民が直接施設に持ち込んで行うゴミの処分について「広域化が進んだ場合、他市のゴミ処理施設に持ち込むことは如何なものか」という観点から、中継施設で処分することで解決できるのではないかという意見もありました。これについても実際に両市民によるゴミの持ち込み件数がどの程度なのか検証しなければ問題点の存在は見えてきません。いずれにしても広域化を進めるにあたり、掛かる費用を最大限安く抑えることも重要だと考えることから、費用対効果も見比べながら中継施設の必要性を検討すべきだと考えます。

ちなみに西宮市における平成28年度一般市民によるごみの直接搬入実績は以下の通りです。
●可燃ごみ 1,113.41トン 21,685件
●不燃ごみ 55.44トン 2,025件
●粗大ごみ 2,482.64トン 46,568件
合計 3,651.49トン
*件数=搬入車台数(単車及び自転車も含む)
*一度に可燃・不燃合わせて持ち込む場合もあるため、総件数=総来場者数とはならない
*東部総合処理センターは登録業者のみ搬入のため、市民持込みは実施していない

平成28年度の西宮市ごみ施設搬入量は152,918tであることから、一般市民によるごみの直接搬入の割合はおよそ2.38%となっています。今後は芦屋市でも同様の数字を提示いただいた上で、直接搬入への課題を検討すべきだと考えます。

<利便性への影響について>
【資料5】

資料5-1024x712
資料5を見ると、西宮市と芦屋市ではごみの区分によって収集の形態が異なるものが大きく2つ存在します。

1つはもやさないごみやペットボトルです。
・西宮市ではコンテナに収集して回収
・芦屋市では袋に入れた状態で回収
となっています。

もう1つはその他プラの回収です。
・西宮市では資源リサイクルを目的に、その他プラは燃えるごみと分けて回収
・芦屋市では燃えるごみと一緒に回収して処分
となっています。

広域化を進めるにあたり、これら回収方法についても検討する必要があります。

以上の内容を踏まえると
■運搬車両の影響をできる限り軽減するために、走行距離は短くするべき
■中継施設の必要性について、掛かる費用と効果を十分検証すべき
■回収方法は広域化に向けて両市が統一されることが望ましい
と考えます。

また芦屋市職員の意見として、「広域化による回収への課題はごみ問題を考える良い機会になる。むしろこれはデメリットと捉えるのではなくメリットとして進めたい」との意見があり、これについては私も賛同します。広域化を進める上で、それぞれの市で策定するごみ処理計画の見直しと課題の共有も必要になると感じました。

今日はここまで。続きは次回書きます。